李朝朝鮮

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秀吉とスペインとの関係

投稿者: aki_kaze_u_ru_ru 投稿日時: 2007/07/04 23:45 投稿番号: [942 / 1329]
このサイトはなかなか良い資料サイトですね。
TORON(徒論)
http://toron.pepper.jp/homej.html

その中のひとつをご紹介________________________________
http://toron.pepper.jp/jp/middle/wakou/shiwaku.html
中国の征服を企むスペインと秀吉の関係
秀吉とスペインとの関係と、同盟についての思惑のずれ

>地球日本史   西尾幹二   著より

>秀吉の世界認識を知る手掛かりを与えてくれたのは、高橋弘一郎氏の『キリシタン時代の研究』に収められた「キリシタン宣教師の軍事計画」という論文であり、この論文に基づいて、故・村松剛氏が「歴史に学ぶ」や「醒めた炎」などで展開した考えである

高瀬氏の著書は、
ローマのイエズス会の文書館などの史料に基づいたもので、
秀吉が生きていた時代に東アジアに滞在していた、
スペインやポルトガルの宣教師達の世界観が復元されている。

それを一口に言うと、
中国をキリスト教国にするためには、武力を使うのを躊躇するな!、と言う提言である。

彼らは何度も本国に、この提案を繰り返している。、

実は、秀吉も明の征服を極めて簡単だと考えていて、
それは従来、秀吉の意気盛んなところと考えられていたに過ぎない。
しかし、それは、むしろ、
スペイン・ポルトガル情報によるものと考えた方が、筋が通るのではないだろうか?

中国の征服を提言している宣教師の中には、秀吉が天下を取る直前の34歳から45歳までの期間、
日本布教長の地位にあったフランシスコ・カブラルだとか、同じ時期に巡察師として日本に滞在していたアレッサンドロ・ヴァリニャーノといった人々が含まれている。

当然、日本の武力制圧も話題に上がっているが、
日本は武勇の国だから征服は困難であると同時に、
征服しても中国ほどの利益にはならないと言うのが、彼らの一般的な考えだったようだ。


秀吉は、後に断固としてキリシタン禁制に踏みきるまでは、
キリシタンに概して好意的で、宣教師達と親しく交際していた期間が長い。
したがって、こういう軍事計画も、何らかの形で秀吉の耳に入っていて当然であろう。
そして仮に秀吉が、
中国がスペインに簡単に征服される可能性を考えた時に、
彼としては何を為すべきだろう、、、と考えたかが問題である。

宣教師達は、
中国の武力制圧に当たって、
日本と同盟することが有利だとしていて、
具体的に協力すべき武将として、小西行長の名前なども挙がっている。

また秀吉への言及もあり、
秀吉が日本を平定した後で中国を征服する際には、
ポルトガル船(この時期スペイン王がポルトガル王を兼ねていた)を提供して、支援すべきだとも考えている。

だから秀吉の世界認識は、
中国風の華夷秩序でもなく、日本風の島国的な発想でもなく、
どちらかと言えば、当時の西欧の世界観に近かったのではないだろううか?

そう考えると彼の考えがよく解ると思う。
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