川が絶滅寸前です!

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独善的では何の解決にもならない

投稿者: yamayaya38 投稿日時: 2002/03/17 15:36 投稿番号: [281 / 2229]
小生は針葉樹造林を推奨してブナを否定するものではない。
森林の植生遷移過程において最後に現れ極相林を形成する陰樹のブナを伐採直後の裸地状態に植栽するのは不適と考えるからである。
他の方の書き込みにあったが生長が旺盛でブナの前段階を形成するクヌギ、コナラや根系が強固で活着の良いケヤキ、土壌を肥やし土を縛るヒメヤシャブシが適しているのである。

>杉や檜の植林は森を「面的に伐採する」ことを前提に成り立っているものですから、土壌の安定性が損なわれるのは必然的です。

この方の「面的伐採」については現在行われている全ての伐採が面的な伐採で杉、檜造林に限った話ではない。
否定した部分は「切り株を取り去る」と言及している無知と言っても差し支えの無い箇所についてであってその他のことには触れていない。

いったいどちらが独善的なのか意見を提示するならばもう少し学習されては如何であろうか。

それこそが
>環境や地域住民の立場を考慮して、今までの一面的なやり方ではなく多面的に応えられるよう進めていくことだと思います。
  そうすれば、反発し合うようなことが少なくなり、本当にみんなにとって良い物が出来るようになることでしょう。

に必要なことではないだろうか。

独善的では何の解決にもならない

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/17 09:44 投稿番号: [280 / 2229]
>土壌の安定性を確保するのであれば根の弱いブナを主体とした造林は不適当である。

  この方は林業を詳しいかもしれませんが、手前勝手に見えてしまいます。
  前にも伝えていますが、杉や檜の植林は森を「面的に伐採する」ことを前提に成り立っているものですから、土壌の安定性が損なわれるのは必然的です。
  ほかにも多くの国民に「公害(花粉症)」を発生させ迷惑をかけていますので、杉や檜の植林はいいものではありません。

  また、防災には「ダム」や「堤防」などが必要と決めつけるのも、ちょっとどうかと思う。
  あるダム建設で判ったのは、そういった根拠がまやかしだったというのもありました。
  すべてがそうだとは言いませんが、過剰な工事も見受けられますので、私たち住民は鵜呑みにせず注意する必要があります。

  いま、特に求められているのは、「林業」とか「土木建設業」の方々が自分たち側の論理だけだなく(すべてがそうだと言うわけではない)、環境や地域住民の立場を考慮して、今までの一面的なやり方ではなく多面的に応えられるよう進めていくことだと思います。
  そうすれば、反発し合うようなことが少なくなり、本当にみんなにとって良い物が出来るようになることでしょう。

Re:川の構造物

投稿者: Ceryle_lugubris 投稿日時: 2002/03/17 05:24 投稿番号: [279 / 2229]
私の知合いに樹木医(そういう資格があるらしい)をやっている人がいるのですが、その人の話によると、落葉樹林が保水量を得やすいのは確かだが、針葉樹林も十分な時間を確保出来れば同じ効果を持てるそうです。ただ、日本の場合、伐採目的で植林するからそうならないんだそうです。
でも、「杉を植えてもいいから50年間は切っちゃなんねぇ」なんて日本じゃ無理でしょうね。

同じ事です

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/16 23:26 投稿番号: [278 / 2229]
  山に広葉樹を植えようと、針葉樹を植えようと、山体が保有することのできる水分量は変わりがありません。そして緑があろうが無かろうが、水分が飽和すれば、表流水として流出します。
  何故なら、緑豊かな山は、状態として既に大量の水分を保持しているから、台風や梅雨末期の集中豪雨などで発生する余剰水分を止めておくことは出来ないのです。
  従って緑のダムは、余程の干魃でもない限り、常に満水のダムと同じで、余計に入り込んだ水を調整して流下することは出来ないのです。
  したがって、平時に水位を下げておいて、集中豪雨などの異常時に、突出流を受け止める洪水調節機能を持ったダムがどうしても必要になります。
  「緑のダム」というのは、ロマン乃至幻想なのです。

海が枯れる寸前

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/16 23:14 投稿番号: [277 / 2229]
  川が綺麗になりすぎて栄養分が流れて困るのなら、海に化学肥料を撒くべきです。   ついでに、有機肥料もたっぷり撒いてください。
  それは丁度、焼き畑農業から、耕地を耕し肥料を与える農業になったように、収奪漁業から、涵養漁業への転換点になるでしょう。
  砂防ダムは、河川の流域にとってどうしても必要な構築物です。
  山は崩れるのが自然であり、川は曲がりくねって流れるのが自然であるにも拘わらず、河川の流域に住むことを普通にしている人間にとってはそれはとても都合の悪いことなので、砂防ダムを築き、ダムを築き、堤防を築いて生活の環境を護ろうとするのが人間の自然なのです。
  その事を素直に認めた上で、人がどう生きるかを考えるしか無いのではありませんか。

数値目標

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/16 23:03 投稿番号: [276 / 2229]
  出来ると良いですね。
  そうだ、うららさんに頼みましょう。

はじめまして。

投稿者: yamayaya38 投稿日時: 2002/03/16 20:57 投稿番号: [275 / 2229]
>特にカナダでは、森を大切にしています

についてこんな話を転載します。

危機に瀕する温帯雨林、
グレート・ベア・レインフォレスト

かつて世界に存在した温帯雨林の半分が、すでに破壊されてしまいました。破壊の手を逃れた温帯雨林のうち、25%が、カナダのブリティシュコロンビア州(以下、BC州)にあります。それは、地球上に残された最大級の温帯雨林です。
BC州に残された温帯雨林のうち最も大きなものが、グレート・ベア・レインフォレスト(偉大なる熊の棲む温帯雨林)と呼ばれる地域です。その中心部は200万ヘクタールにもおよび、ナイト・インレット北部からプリンセスロイヤル島まで延びています。
しかし、このグレート・ベア・レインフォレストにも伐採の危機が迫っています。今後5〜10年の間に、大部分が破壊されてしまうかも知れません。このかけがえのない原生林を守るためには、商業的伐採を中止するしかありません。

原生林を消費する私たち日本人
輸入王国:日本
日本の木材輸入元は、第一位がアメリカ。次いで多いのがカナダです(平成8年度)。
その量は、製材品、木材チップ・パルプをあわせて約1,500万立方m(東京ドーム約12個分)*1 にものぼります。(林業白書、平成9年度 林野庁監修)
カナダのなかでは、ブリティッシュコロンビア州(以下、BC州)が日本の主要な輸入元です。(林業白書 平成9年度 林野庁監修)
大部分のベイスギ(ウェスタン・レッド・シーダー)、ベイツガ(ウェスタン・ヘムロック)、ベイヒバ(イエローシーダー)、ベイマツ(ダグラスファー)は、BC州海岸部の原生の温帯雨林から来ています。これらの木は、住宅用建材やDIY用品、ガーデニング用品、また、化学パルプ*2 などに利用されています。


日本が遠いカナダから木材を輸入する理由は、その安い価格にあります。また、古来より森林と木材利用に親しんできた日本人は、高級材指向が強く、良質なカナダの原生林の木が1980年頃から大量に輸入されるようになりました。

以上グリーピースジャパンより

トッチャン氏へ

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/16 17:54 投稿番号: [274 / 2229]
あなたは、土石流被災箇所の近辺に住んでいないからそんな悠長な事がいえるのでは?
何度も言うようですが、私が実際に見た被災箇所近辺はしっかりと自然樹木に覆われていました。
そこで何人もの犠牲者が出ているのです。
テレビで聞きかじった程度のご理解で砂防ダムをやめて植林をなどと仰るのはやめてください。
仰るのであれば、貴方が実際に危険渓流沿いに住まれてからにしてください。そうすれば少しは説得力があるかもしれません。

ごぶさたしてます。

投稿者: tochan22tochan 投稿日時: 2002/03/16 17:05 投稿番号: [273 / 2229]
  林業と漁業だけで言っているのでは在りません。植林については防災の観点からも大切な問題だとテレビなど報道機関で、見たり聞いたりした事があります。
特にカナダでは、森を大切にしています。
砂防堰堤はすぐ満杯になる。いくら造っても同じ事だと思います。対策としては、一番目には山崩れを防ぐ事が肝心だと、私は思います。
参考まで、植える木の種類は、クヌギ・コナラ・ナナカマド、二メートル位だそうです。

Re:「防災」、もう一つの側面

投稿者: jumokusuki18 投稿日時: 2002/03/16 09:02 投稿番号: [272 / 2229]
>林業として杉などを植林する場合は以前の伐採した木々の切り株まで取り除くので土壌が弱まりますが

あなたは何処で林業の知識を得ているのか。
殆どの植林を目的とした林地で株まで取り除くことは無い。見たことがあるのならばそれはゴルフ場等の造成地であろう。
大型重機を使用した伐採においては重機走行箇所を集材路線として地山掘削を行うが面的に掘り返すことなど生産効率を低下させる行為であることからをありえない。
また、土壌の安定性を確保するのであれば根の弱いブナを主体とした造林は不適当である。

Re:滑り台?

投稿者: Ceryle_lugubris 投稿日時: 2002/03/16 04:20 投稿番号: [271 / 2229]
そうなると、定量的な判断が難しいですね。
かといって、無秩序に作ればいいってのも認めなくないし。
要不要について、なにか明確な数値目標(判断基準)は無いのでしょうか?

Re:川の仲間、大歓迎です。

投稿者: Ceryle_lugubris 投稿日時: 2002/03/16 04:10 投稿番号: [270 / 2229]
こんにちは。沢山のRESがついて驚いています。

>   いらっしゃいませ、Ceryleさん。
>   釣りをやるんでしょうか。

釣りは大好きです。以前は、まだ体力がバリバリあって、沢さえみれば、見境なく上っていて、その頃に感じた疑問を書かせてもらいました。
今は、仕事の都合もあって、以前みたいに毎週、どこかの沢にいるという事はありませんが、何とか時間を作って沢にいたいと考えています。
前もって言い訳しておくと、私も堰堤は必要だと思います。ただ、「必要以上に作っていないだろうか」あるいは「効果が期待できないものを作っていないだろうか」と感じています。

さらに、「身勝手な釣師」の立場で我儘を付け加えておきます。堰堤は手軽な大物ポイントで必ず丹念に狙います。そういう意味では大変有り難いのですが、あんまり細かく魚の生存域を区切っても渓流魚は絶滅してしまうし、水無川では、魚なんて住めないし・・・。という訳で程々にしてほしいなという所が本音です。
尤も、流域住民の生命、財産が最優先という事には異論はありません。その為であれば喜んで我慢します。

>   そのうちここの論客に建設側の立場の人もいますので、そちらの意見も聴くことが出来ると思います。
大変、参考になります。たしかに埋め尽くされた堰堤でも水の抵抗なり、意味がない訳ではない事は判りました。しかし、この場合、設計時の期待するフルード数や現在のフルード数、本来必要なフルード数(効果)というものも問題となると思いますので、勉強してみたいと思います。(インターネットで調べられるかな???)

即効性について

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/16 00:37 投稿番号: [269 / 2229]
>森によって土壌が支えられている状態は、やはり山崩れなどが発生しにくい働きがあるんですよ。

はい、存じ上げております。
ですが、その即効性はどうなのでしょうか?苗木である段階では土石流危険渓流沿いの方々はどこかへ非難しておくのでしょうか?

「防災」、もう一つの側面

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/15 23:59 投稿番号: [268 / 2229]
  まず、『砂防堰堤』。
  比較的上流にあるようですが、それによって災難があった話を一つ。
  それは、川沿いを利用して田んぼを営んでいた農家の人の嘆きです。
  砂防堰堤によってどんどん土砂が溜まり川幅が広くなって(つまり氾濫するという意味もある)、今ではその田んぼまで土砂が入り込んで河原になってしまったということでした。
  他の例は知りませんが、そこに民家があったら財産だけではなく、生命にも危害が及ぼすことにもなりかねません。

  もう一つが『植林』。
  〜と、いうか、その森によって土壌が支えられている状態は、やはり山崩れなどが発生しにくい働きがあるんですよ。
  比較しやすいのが、全国至る所で見られる杉や檜の植林されたところです。
  森をある一定の面積を伐採することで、杉などの苗木を植えても根がしっかり土壌を保持するまで成長するには何十年もかかります。
  その間その土壌の安定は面的に弱まっていますので、大雨によって山崩れが発生しやすくなっています。
  林業として杉などを植林する場合は以前の伐採した木々の切り株まで取り除くので土壌が弱まりますが、山の富を考えて杉などの樹種転換としてブナなどを植えるのであれば、前の切り株を残したままで植えれば土壌の安定にも大きな変化が無く防災にもいいと思います。

MUSHIMARU_9 様の言葉をお借りします

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/15 22:10 投稿番号: [267 / 2229]
林業と漁業の有機的なつながりについては否定しませんが、これと防災とは別問題。

…そういうことです。

環境保護論者では在りません。

投稿者: tochan22tochan 投稿日時: 2002/03/15 21:43 投稿番号: [266 / 2229]
  はじめまして。私は一介の漁民です。
分類してはダメです。縦割り行政の悪いところが、現在の日本です。山から川そして海これは、まとめて考えなくては何が悪いのか見えません。私は播磨灘で漁業を、営んでいるから。この海のことで説明します。この海の現状は水が綺麗になりすぎて海が枯れる寸前です。この原因は川をきれいにしすぎて、栄養分が海に流れて来ないのです。
解決策として、漁連が山に木を植える運動をしています。私も四月六日に、植林に行きます。人間が住む所を快適に、見た目を綺麗にしすぎたのが原因です。
決して安易に植林をするのではありません。広葉樹は根っこを横に広げて根を生やすから、管理はいらないのです自然に任せておけばよいと思います。(私の意見)私達漁民の死活問題になっています。いくら魚道を造っても栄養分の無い川では魚も繁殖しません。至る所で漁民が山へ行き植林をしているのが現状です。それで良いのですか、日本の未来は無いと思います。
日本は海に囲まれています。その海を枯らしては、世界から笑いものになってしまいます。

魚付林

投稿者: MUSHIMARU_9 投稿日時: 2002/03/15 14:15 投稿番号: [265 / 2229]
  林業と漁業の有機的なつながりについては否定しませんが、これと防災とは別問題。私も、緑のダムが万能だとは思いません。

ちゃんと分類して考えよう

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/15 08:20 投稿番号: [264 / 2229]
河川の横断構造物。
ダム、河口汐止め堰を除くと3種類残ります
すなわち、
農工上水取水用井堰、砂防堰堤、落差工
1.
農工上水取水用井堰は集落の中にありますので洪水時にこれが原因となって水位上昇を招いたり、「魚道」の設置させていない「井堰」では魚の往来の阻害にもなります。
ですから、最近の河道改修では古い固定堰を統合した上で、洪水時にはしぼむようなラバーゲートないし、洪水時には開くようなフラップゲートを(魚道を設置した上で)設置するのが一般的です。
2.
砂防堰堤は基本的に集落よりも上流に設置されます。その意味ではこれによる河床上昇があってもそう大きなデメリットではないとおもいますがいかがでしょう?
「砂防堰堤よりも森を」っていう意見もございましたが、私が被災後の復旧用測量させていただいた河川では山肌はしっかり樹木で覆われていました。しかしいかんせん土質が広島特有の「真砂土」、、角砂糖のように急激に水分を含むと非常に脆くなります。「安易に植林すればいいんじゃろ?」っていう意見、私は大嫌いです。だれがするのですか?植林したあとの手入れはどうするのですか?「植林、植林」と安易に口を揃えて合唱するのは危険にされされている沿川住民でなく、下流都市部のにわか環境保護論者ではなのですか???
3.落差工の必要性は以前示しましたのでここでは省略します。

以上、多少感情的になって記述した部分がありますが、どうかお許しください。

うん

投稿者: mabou3jp 投稿日時: 2002/03/14 22:09 投稿番号: [263 / 2229]
大賛成!!。
ぶなのような木がいいな〜。
どんぐりころころどんぶりこってね。

川の構造物

投稿者: tochan22tochan 投稿日時: 2002/03/14 22:01 投稿番号: [262 / 2229]
  ちょと一言、川の構造物の目的は「堰堤」「浚渫」土砂とか水の流量を調節をするのが、目的だと思います。これでは解決できません。
一番良い方法は、山に「広葉樹」を植えるのが一番良い方法です。今まで材木を作る目的で「針葉樹」を、植えてきたのが間違いです。山に保水力を持たせ、ゆっくり川に流れるように、すれば山崩れ、洪水を減らす事ができる。

「うん」これが一番

もう少し『堰堤』について

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/14 20:35 投稿番号: [261 / 2229]
  実は以前、ある河川の公共事業問題に加わったことがあるんですが、建設根拠としてのそのときの建設省(現・国土交通省)が言う理由の一つが「治水として川の流量増大を考え、河床を浚渫する必要がある」とのことでした(ほかにも川幅の拡張や堤防の嵩上げなどがある)。
  この流量を確保するための『浚渫』という措置に対して、『堰堤』はまさに逆行していて河床を上げ流量を妨げるものであると見ることができます。
  また『堰堤』などの川の横断構造物は、「川がスムーズに流れる」という治水理念に対しても「流れに対しての抵抗」として存在していますので、実際『堰堤』が引き金となってその付け根から堤防が決壊するという災害も起きていますから、決して『堰堤』が安全とは言えませんね。

  ですから、あまり防災という意味においても、価値が見いだせないのです。

農薬や化学物質

投稿者: mabou3jp 投稿日時: 2002/03/14 19:28 投稿番号: [260 / 2229]
微生物で分解してくれます。
自然にもともといた微生物が増えれば生態系が戻った所もあります。

汚い物がきれいな水で薄まれば確かにきれいに見えますね。
農薬も薄まれば使用可能ですもんね。
世間ではそれを続けたから破壊が進んだように思います。

滑り台?

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/14 18:05 投稿番号: [259 / 2229]
  うららさも書いておられますが、「土砂をせき止めるはずの堰堤が土砂で埋まっているまるで滑り台状態」、と言うのは一見奇妙に見えるでしょうが、その階段状の堰堤は、河川保護上極めて重要な意味があります。

  それは河床の洗掘の防止です。
  私の近くの川で、大正時代に作られたコンクリート製の、沈床を河川改修で切り欠いてしまったところ、その次の出水で堰堤が流失し、更に一気に河床が6,7メートルも下がり、更に両岸の大地が地滑りを起こし、民家の撤去、地滑り対策などで数十億円の実害が発生したことがあります。
  昨今上流域の土石流対策としての砂防ダムが完備され、土砂の流出が減少したことに依り、中下流域では、川底が洗掘されて護岸が破壊され堤防を破壊し、洪水を引き起こす災害が見られます。
  階段状の堰堤が土砂を堰き止め、その上流域数百メートル、或いは数キロメートルまでの川底を安定化させる効果は絶大なものがあります。
  一見無駄に見えることが実は大きな作用を持っている好例です。
  コンクリートの構築物の強大な効果をもっと知ることが必要ですね。

RE:川、そのあり方。

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/14 17:48 投稿番号: [258 / 2229]
>「水路」や「ダム」、「コンクリート護岸」は時代遅れで、衰退していくようになってきているのが今の時代の趨勢です。
ちょっとかめレスですが、・・・。
  川底や堤防を石で敷き詰めたりしているいわゆる 、『多自然型川づくり』が近くの河川で見受けられますが、何とも玩具みたいなちゃっちさで、無駄金を使って環境保護派の顔を立てているだけの税金の無駄づかいに見えます。
  ダムやコンクリート護岸が時代遅れと決めつけるのは、適正で真摯な防災のための努力を傷つけるものです。
  必要に応じて、強固に補強されたコンクリート護岸を作り、横断沈床を沈めて河床の洗掘を防ぐことは合理性があります。
  或いは川の危険はそんな生易しいものではありませんぞ、ということです。

 私は土石流被災地の

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/14 08:53 投稿番号: [257 / 2229]
災害復旧のための測量に行った事があります。行ってみるとそこ(山からだいぶ離れた場所)にはだだっ広い広場が…とおもったらそれは流出した土砂の海でした、死者11名、重軽傷者10名(子供を含む)を数えた昭和63年広島加計災害、本当に復旧測量を行いながら胸が痛みました。
砂防堰堤は必要です。…その下流に「人」が住む限り…
「川が大切」というなら、人間が「土石流危険箇所」から移動するしかないですね

川の仲間、大歓迎です。

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/14 00:32 投稿番号: [256 / 2229]
  いらっしゃいませ、Ceryleさん。
  釣りをやるんでしょうか。

  実は私も釣りをやっていて、必ずと言っていいほど川を移動していると、その『堰堤』にお目にかかります。
  そしてそのほとんどの堰堤は、おっしゃるように土砂で埋め尽くされています。

  ある堰堤のプールがいい釣りポイントになっていたのですが、数年で埋まってしまい、その後嵩上げして倍以上の6〜7mの高さになってしまいました。
  今ではよじ登ることも不可能です。

  私も『砂防堰堤』としては、ほんの一時しか役に立っていないような気がして、あまり意味がないように思います。

  詳しいことは知りませんが、ある建設省(現在、国土交通省)職員が言うには、「堰堤が埋まっても、それによって流れの勾配が緩くなることによって土砂が運ばれにくくなる」というようなことを聴いたことがあります。
  とは言っても、私個人が思うには山の斜面の状況が変わらなければ(ほかに木々の面的な伐採もその一因)川に入り込む土砂も変わらないと思いますので、やはり意味がないように思います。
  またこれは、結局河床を上げることにもなっているので、川の流量キャパシティが減ることによって洪水を促すようになるという側面もあります。
  河口域の砂浜の浸食問題もありますし、魚類の移動の障害にもなっています。

  どう見ても『堰堤』に、これといった利点があるように思えないのです。

  そのうちここの論客に建設側の立場の人もいますので、そちらの意見も聴くことが出来ると思います。

本当に必要なの?

投稿者: xyzpai2 投稿日時: 2002/03/13 23:53 投稿番号: [255 / 2229]
>東京近郊の渓流には、異様に堰堤の多い渓流がある。
  沢の入り口から見ると、頂上まで階段が続いている様に見える。

実際には見たことありませんが、その状態わかります。
土砂を堰き止めるはずの堰堤が土砂で埋まっているから、
まるで土石流のすべり台状態・・・無い方がマシでしょ、と思えるのですね。

>どうやって資材を運んだのかさえ首をかしげる様な場所だから
  メンテナンスなんてできないだろう。

その下流域にある住居地域の洪水対策として造られたのでしょうが、
本当に必要不可欠な物だったのか、問題視できそうです。

階段状の河川

投稿者: urara888jp 投稿日時: 2002/03/13 23:37 投稿番号: [254 / 2229]
階段状の河川、それはそれで意味があるのです。フルード数(Fr)というのがあって、水の流れの速さと波の伝播速度の比で表すのですが、水の流れが速くなりFrが1.0より大きくなると「射流」になり、洪水時等に護岸に強い衝撃を与えます。
階段状の河川はこれを防ぐために敢えて「落差工」を造って水の勢いを減勢し、洪水時の水流が射流になることを防ぐのです。
もしくは、砂防河川の場合は砂防堰堤かもしれません、砂防堰堤はたとえそれが土砂で埋まっても、それはそれで階段状になったところに土砂を一時貯留するので全く無意味というわけではありません。
まあ、いずれにしても魚の遡上の妨げになっていることは事実ですが…

いらっしゃいませ。

投稿者: xyzpai2 投稿日時: 2002/03/13 23:33 投稿番号: [253 / 2229]
って私この川トピのホストでも何でもありませんが、ようこそ!マー坊さん。

>ただ山間部の農薬や家庭排水の殺菌・除菌などの
  化学物質も排除しなければ生態系が戻ってこないと思います。
>川の浄化作用は微生物です。その微生物が人間が作った薬品で少なくなり
  それを食べる虫たちが居なくなりました。

ふ〜んなるほどね・・・実は先日、ある小川の源流探索にでかけた時のことです。
下の方では見た目は「清流」でしたが、2つあったうちの一方の支流の源流は
悲しい事に完全に一般家庭からの生活排水だったのです。
もう片方の支流は里山からの湧水でそちらの方が水量も多く合流地点で
灰緑色の排水も薄まり見た目は綺麗になって流れていたんですね。

以前どなたかも一見綺麗に見えてもダメだと言っていましたが、
そういう事なのかとそれを目にして改めて感じた次第です。
ただ、確かに農薬や家庭排水等の有害物質も問題だと思いますが、
もちろん地域的特殊性を踏まえた上で、個人的には
まずは「見た目の綺麗さをどうするか」に重点を置きたいと思います。

堰堤

投稿者: Ceryle_lugubris 投稿日時: 2002/03/13 01:46 投稿番号: [252 / 2229]
東京近郊の渓流には、異様に堰堤の多い渓流がある。
沢の入り口から見ると、頂上まで階段が続いている様に見える。
十年位前、そういった、魚(多分、水生昆虫も)が住めなくなってしまった川を何本か遡行してみた。
そうすると、ほぼ全ての堰堤が土砂で埋め尽くされていて、堰堤の流れ出し部に僅かに水があるだけだった。鉄砲水の跡だろうか、賽の河原のように石が積み重なっている。
「メンテナンス位しろよ・・・」思わずそう呟いてしまったが、どうやって資材を運んだのかさえ首をかしげる様な場所だからメンテナンスなんてできないだろう。この堰堤、役に立っているのだろうか?解る人がいたら教えてほしい。(酷い所は、堰堤の下側が崩れてアーチ橋になっていた)

PS -------------------------------- -
中腹の堰堤の脇の藪に小さなみすぼらしい祠があったのが妙に印象的だった。昔は山道でもついていて、人が通っていたのだろうか?

こんばんは

投稿者: mabou3jp 投稿日時: 2002/03/10 22:44 投稿番号: [251 / 2229]
僕はマー坊です。
環境蘇生化運動をしています。
ここのトピはよく見させてもらっていました。
xyzpai2さんのおっしゃる通りだと思います。
ただ山間部の農薬や家庭排水の殺菌・除菌などの化学物質も排除しなければ生態系が戻ってこないと思います。
川の浄化作用は微生物です。
その微生物が人間が作った薬品で少なくなりそれを食べる虫たちが居なくなりました。
本来の自然は生態系にあると思います。
山の涌き水がそのまま海まできれいなままでいてくれるといいんですがね。

下水よりも湧水を!

投稿者: xyzpai2 投稿日時: 2002/03/10 22:01 投稿番号: [250 / 2229]
本日はお日柄も良く、少しばかり川へ散策に出かけました。
里山の間を流れる川には、所々、より小さい川(用水路)の排水口が見えます。
それらは昔、水田から出た水(元は湧水)を川に排水するための物でした。
今でも里山からの綺麗な湧水を川に注いでいる排水口もありますが、
田んぼの無い現在は水が枯れている状態の物が目立ちます。
しかし、灰色とも緑色とも言えない下水を川に垂れ流すための
昔ながらの排水口はそのまま残っている状態なのです。

周辺宅地では下水道が普及しつつあるせいか
川に流れ込む汚水は昔ほど多量ではないようですが、
やはりその排水口の付近と直下では水の汚れが顕著です。
こうした汚水の排水口が現在幾つあるのか解りませんが、
下水道設備の普及と共にこうした物を無くし、里山の湧水が昔のように
川に流れ込む仕組みを造れば、川の水質浄化という観点では
豊かな「本来の川」が少しは取り戻せるのではないでしょうか。

砂防ダム

投稿者: tochan22tochan 投稿日時: 2002/03/10 20:52 投稿番号: [249 / 2229]
洪水が減っているのは事実です。
多額の、資金をつぎ込んで造った堤防は、見た目には頼もしい物はあります。しかし砂防ダムは、河口域にある砂浜を、泥浜に変えている。潮受け堤防は、終末処理場と一緒にプランクトンの異常繁殖を製造している。
否定するつもりは在りませんが、造って来た結果、川の栄養分は、減り海にはプランクトンが、大量発生しているのが現状です。だけどチッソ・リンを減らしてもらっては困ります。
リベラルな党の利権の為に、いらないものまで造っているのは、知恵がたらないと、私は思います。

川、そのあり方。

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/10 13:01 投稿番号: [248 / 2229]
  本来の川はその水の流れに適した多くの生命に溢れ、土砂も運び、大雨が降れば氾濫も起こします。
  「近代河川工法」はこの川の持つ性格である土砂や氾濫を防いで、人間の生活を守るようにできています。
  その引き替えで犠牲になっているのは生物の多様性で、コンクリートにより水質浄化能力のある植物を根絶し、その環境に適した動物をも排除しています。
  砂防堰堤やダムは、川を行き来する水棲生物の行く手を阻んでいます。

  「近代河川工法」は本来の川の溢れる性格を否定していますので、それを前提に川沿いに接近するようになった人間生活は、いったん氾濫するともろくも甚大な被害を被るようになってしまいました。
  毎年のように起こる洪水災害は、この仕組みによって生まれています。

  そこで最近推奨されているのが『多自然型川づくり』で、従来の河川工法の反省から自然環境へのダメージを小さくして治水も兼ねていることです。
  つまり、単に「水路」と見るのは間違いで、自然環境を省みるようになってきています。
  「川は溢れるものである」という方向に近づきつつあり、それを前提に人間生活が営われるようになることで、自然災害を最小限に抑えられるという考えになってきています。
  この方向は「ダム」に頼らないことにもなるので、溢れることを前提にした『遊水池』の働きにも目を向けるようになりました。
  「水路」や「ダム」、「コンクリート護岸」は時代遅れで、衰退していくようになってきているのが今の時代の趨勢です。

自由で民主的な党

投稿者: xyzpai2 投稿日時: 2002/03/10 00:14 投稿番号: [247 / 2229]
>自民党は、民主主義がうたい文句ですよね。今の自民党は、極道ですか。

「自民党」は「自由民主党」と言いますよね。
それを英語で表すと、「The Liberal Democratic Party」となります。
つまり簡単に言えば、「Liberal」で「Democratic」な党だと言うことです(笑)。
「自由」だけでも十分なのにおまけに「民主主義」ですからモー怖いものなしです。
こんなよくばりな名前の政党名は世界広と言えども我が「自民党」
(略さないでちゃんと「自由民主党」と言った方が良いのかも)
だけではないでしょうか(本来連中が口にするのもおこがましい・・・)。
一部の外国人の間では、そういう大変素晴らしすぎる政党名の
「The Liberal Democratic Party」政権が半世紀続いているにもかかわらず
○○な状態の今日の日本の姿を指して、まさに「世界7不思議の1つだ」と
言っているのを、私は何時か何処かで聞いた事があります。

>開発が悪いとわ言いませんが、その先に、何があるかを、
  考えて開発をしなければ、日本の未来は無い様に思います。

そう、その通りだと思います。全ての開発が悪だとは誰も言ってませんよね。
開発をする以前の段階でのある種の「思考」が足りないと思われるのです。

いや

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/09 22:47 投稿番号: [246 / 2229]
  間違いなく、洪水は減っています。
  それは、コンクリートで築いた堤防やダムがあるからです。
  人も生物も川によって生かされるのは事実です。
  でも然し、川は又人を殺します。
  砂防ダムを造らなければ、山は崩れ、川下では天井川を作り、広大な氾濫原野を形成します。
  砂防ダムを造れば、土砂の流失は止まりますが、流域の河床は洗掘され、堤防は崩れ、海岸の砂浜は流失し、海の栄養源は失われます。
  人は人が生存するために知恵を出さねばなりません。
  自然と折り合うぎりぎりの抗争の中で常に選択を求められます。
  堤防を築くことも、ダムを造ることもその選択肢のひとつです。
  否定することはないのです。

川とは

投稿者: tochan22tochan 投稿日時: 2002/03/09 20:38 投稿番号: [245 / 2229]
排水路では在りません。
全ての生き物が、生きていけるのが、川のおかげです。
自然環境というのは、平和で穏やかなものでは在りません。時には、土石流・堤防を破壊して洪水を起こすものです。
それを起こさないように、ダムを造り川を直進に、コンクリートで固めたり、これで正解だと、言っても、洪水は起きているのが現状です。正解ではありません。

川とは、

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/09 15:48 投稿番号: [244 / 2229]
  豊かな自然環境、と言う前に先ず排水路です。
  つまり広大な面積に降った雨水を海まで導く導水路です。
  その川に寄り添って人は生活しています。
  「美しい川の自然環境」というのは、平和で穏やかな一面に過ぎません。
  大量の降水が激流となって流れ下るときのすさまじさは、そこで生活するものでないと実感できないでしょうね。

  だから脱ダム宣言というのは、その土地に生活感を持たないよそ者の発想なのです。
  ダムが計算上、下流域の数センチの水位抑制効果しか持たないとしても、土石流を受け止め、急激な増水サージを抑制することが出来ればそれだけで十分大きな効果を期待できるはずです。
  或いは、堤防が崩れ落ちる様を眼前にしたとき、誰でももっと強い堤防を作っておかなかったことを後悔するに違いありません。
  激流を前にして、命がけで木を流し、土嚢を積み、防水シートを張り巡らす様子を何度も見てきました。
  そして為す術もなく人家は流され、人が死んできたのです。
  人家の間を流れる、足で踏めばせき止められそうな小川が、奔流になって人家を襲うのです。
  コンクリートに囲まれた都市生活者には想像の出来ない危険と不安が地方の住民の思いにはあります。
  それが日本の川の実態です。

環境影響評価についての2,3の問題

投稿者: tide55 投稿日時: 2002/03/09 15:24 投稿番号: [243 / 2229]
  簡単な問題として、どなたかも書いておられましたが、アセズメントを隠れ蓑にしているケースがあります。
  或いは初めから結論ありきで、提案者の意向に添った結論を導かれる危険性です。
  逆に偏見を持って特定の意図によって歪められる危険です。   この場合「誰が」と言うのが大きなファクターになる場合があります。
  また、純粋に学術的立場で公正に検討されたとしても、それだけで絶対的権威を付与することは出来ないかもしれません。
  昨今の状況はと言えば、所謂環境保護派と称される勢力、特にメディアや、進歩的と言われる学者等の力が強くて、政治に利用されやすい土建派は苦戦しているようですねえ。

『川』とは何でしょう?

投稿者: qtr3y 投稿日時: 2002/03/09 00:32 投稿番号: [242 / 2229]
  新しい論客、歓迎です。
  おもしろいご意見、突出してますね。

  そこで、『川』って何でしょう。
  『自然』って何でしょう。

  そして、『人間との関係』は?

  とりあえず、こんなところから見ていってみたいと思います。
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