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Re: BEKOFF「倫理と海洋哺乳類」5つづき3

投稿者: aplzsia 投稿日時: 2010/09/19 09:19 投稿番号: [47900 / 62227]
|従ってもし野生のイルカが餌を食べる権利を持っているならば、人間は
|彼らがそうすることを許容する義務を負っているのであり、イルカの
|摂餌行動に干渉してはならない。同じようにイルカに生きる権利がある
|ならば、彼らを戦争ゲーム、戦闘行為その他、死ぬ可能性のある行為
|に用いてはならない。(Bekoff 2009)

>「野生」だけとか、イルカ「だけ」に動物権を限定しようと考えるのは
>説得力がありませんね。
>権利もいろいろありますが、何を根拠にどういう範囲の権利を野生動物に
>当てはめようとしているのか基準が全く見えてきません。
>イルカが食べる権利があるのなら、イルカによって餌を奪われる他の動物の
>権利も保障してあげなくてはなりません。
>また、イルカに食べられない権利を他の動物にはどうして与えないのでしょう?
>基準がないからわけが分かりません。
>その動物権と言う考えは、論理的に自己完結すらしていない偏った思想の可能性がありますね。

野生の海洋哺乳類に限定するというのは、まあ辞典の性格からしてしょうが
ないのだけど、とりあえずイルカの食べる権利で続けましょう。

「イルカが食べる権利」と「イルカによって餌を奪われる他の動物の権利」
が対比されてるけど、このあとのほう、例えばイルカにブリを食われる
人間、すなわち壱岐島の漁師というふうな具体的な発想してませんか?

人間以外だったら、食う食われる、共生、共存、寄生する、棲み分けるで
全体として何万年も生態系が揺れながら均衡してるのだから、別にどっちの
権利がどうこうという問題にはならないはずです。

その中で誰か一人、勝手に武器を増強する人がいるから「権利」の話が
出てきちゃうんじゃないですかね。

上に書いたように、16世紀はじめ頃の感覚で人間がブリを捕って食べてる限り、
別にイルカと人間の間でブリを巡る「権利の闘争」なんてものはないはずです。

そりゃ、釣り上げかかったブリをオキゴンドウ(偽シャチ)に3分の2食い
ちぎられたら、腹立てる漁師もいるかも知れないけど、セイシェルでマグロ半分
食いちぎられた老漁師は「昔はこんなことなかったんだがなあ」とか、テレビで
のんびりしたこと言ってました。

3分の2と半分の違いかなw
どっちにしても、村のご近所消費だったら、食いちぎられた残りでも十分食用
になるんだけどねえ。

「壱岐イルカ事件」についてすでに日本国内でも、梅崎義人説と川端裕人説の
極端な違いがあるのだそうで、私はあまり詳しくないのだけれど、どうなんですかね。

この7月に木白俊哉&粕谷俊雄報告(1993IWC年報)を訳していた時の感触だと、
長崎県がイルカ駆除に報奨金を出したというところがキーポイントだったのじゃ
ないかという気がします。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834578&tid=a45a4a2a1aabdt7afa1aaja7dfldbja4 c0a1aa&sid=1834578&mid=45786

オキゴンドウやシャチが釣られた大型魚を横取りするというのは、世界中で
壱岐だけじゃないわけでね。なんで壱岐だけ「駆除」という疑問があったのです。

南米あたりのやや左派カトリック漁師だと、「鯨やイルカがいて、海は海なんだ」
という言い方で、ある程度横取りされることは当たり前だと思ってるふしが
あります。太平洋のどこかで、漁船からイルカをライフルで撃ち殺す漁師が
いるという話も聴いたことあるけど、これはあくまでの個人レベルの感情問題。
駆除に地方行政から報奨金が出るというのは聞いたことが無いな。

「権利」が制度化の進展で利権化するという、なんかもうすごい化け物
が出てきちゃってるような気がするね。こういうとこだけは智慧が働くんだな。
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