温暖化で20年後の日本はどうなる?

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Re: 温暖化で20年後の日本はどうなる?

投稿者: ende0009 投稿日時: 2008/07/21 00:25 投稿番号: [130 / 200]
今晩は。

>しかし、パイの大きさが決まっている以上、
>先進国が多く食べようとすれば、発展途上国が食べる分が減る、
>ということを、これからの人類は考えなければならないと思います。
>(「食べる」という言葉を使っていますが、食料だけの問題ではありません)

inatarou2001さんと私の認識は、実際にはほとんど変わらないと思いますが、
私なりの表現で言えば、パイの大きさは決まっているが、使い尽くすにはまだどれ位かかるか解からない、人類の(現在の)科学力でははかりきれない、のが現実だと思います。
焦点は、パイの大きさについての“限界”よりは、公平あるいは「より害を加えない、残さないパイの“使い方”だと私は捉えています。

>上に書いた理由から、
>国民の満足度を上げるのが難しい時代になると思います。
>前提として国民の満足度を上げる、では他国民救済は永久に無理でしょう。

これもたいした違いは無いと思うのですが、
国民の満足度と書いた通り、“度合い”です。
コインの裏表のように、国民が満足「する・しない」、他国支援が「できる・できな」と大別できるのではなく、満足度の分だけ他国支援・援助できるだろう、という意味合いです。
バランスといっても良いと思います。

>単純な食糧支援などではなく、その国の経済の自立が必要ですが、

私は、パイの大きさの限界よりは、むしろこっちの方が重要なファクターだと認識しています。
奈良時代の朝廷が紀伊に植林し、また、江戸時代の幕府・藩が武蔵野台地に植林したように、大規模かつ継続的な植林を通じて国土の気候を湿潤化させることが基本的に必要なんだと思います(それでも地域によっては限界があるのでしょうが)。
そして、教育、保健衛生、長期的な視野による複合的な産業育成を心がけていかない限り、状態は改善しないでしょうね・・・。
言うは安し、行なうは難しですね。
ナラボー平原についての議論はここではいくらしても具体的な結論はでないでしょうが、一般論で言えば、短期的経済利益を優先すればするほど土地は疲弊しますから、10年〜20年位は利益を上げてその後は、あるいは国の補助金が切れれば、企業は撤退していくんでしょうね。
それを良しとするかどうかでしょう。
水田にするのなら、水の蒸発は日本の平均より多いことは明白ですから、日本の農業用水量を基準に計算しても何の意味もありませんしね。
水はけもどうなんだか・・・。
商用農地の何倍だか何十倍だかわかりませんが、周囲を大規模な(非商用)林地にでもしない限り・・・。

シンガポールの用水確保は、安全保障政策の一環ですから、その意味において環境破壊の程度からすれば格段と優先しています。
それにあの辺りで淡水化が必要な国はシンガポールくらいです。周辺国も淡水化をしだすと海洋汚染が問題になってきます。
優先順序・程度・バランスを考慮した上での選択ですね。

大きさについての限界そのものは、どれだけ科学が進歩するかにもよるのではないでしょうか。
ただ、どれだけ科学が進歩しようともその恩恵を受けられる人は限られていますから、分配の問題は残るわけです。
そして、現在の貧困国が発展、あるいは分配の問題を改善していかない限り、どんなに地球環境が悪化しようとも、お金のある人は科学の恩恵を受ければいいだけですから、彼等にとっては環境悪化・汚染なんて問題としては存在していないのと同義なのでしょう。
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