スマイス報告 農業調査 2)
投稿者: ja2047 投稿日時: 2005/12/10 07:28 投稿番号: [7848 / 41162]
>> ここではバックの「中国における土地利用」が「被害前」のデータであることには異存がないと思います。
>> これと、戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較して、その差を求めているのです。
>ハイハイ、ここが間違いです。
バックの「被害前」データと「戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較」してなどいませんよ。
バックの「被害前」データから、母集団を算出しているんです。
農村部調査の総人口=バックの人口データ×(1−不在率)だということは、既に何度も言及しました。
ん? バックの「被害前」データ↑ その差↑ ↑被害後の南京農村部で採取したデータ
どうやったら、これが
“これと、戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較して、その差を求めている”
以外のものに見えるのか、大変不思議です。
自説にこだわるあまり、「相手のいうことはとりあえず全部否定する」方に走っていませんか?
「戦争被害」のデータなのですから、 戦争被害前の状態−戦争被害後の状態=戦争被害 になるわけで
「戦争被害後の状態」を求めるために、抜き取りで調査を行って、一旦サンプルデータのの範囲内における
戦争被害前の状態−戦争被害後の状態=戦争被害 を計算して、そこから、全体を求めたわけです。
問題は、サンプルが全体を代表していると見なせるかどうかにあるわけで、これは最初から指摘済みです。
サンプリングされた村落の分布は付図の「寧属地域地図」に見られるとおりで、
かなり広範囲に分布してはいますが、人口分布をどこまでカバーしているかなのですね。
確かに何も製造品の破壊検査をやろうというわけではないので、抽出調査より全体調査の方が、
より正確なのはいうまでもないのです。
ただ、ここで言う戦争被害調査は、何も戦争犯罪の告発のために行われたのではなく、復興計画、
救済活動の基礎データ収集という目的があるので、迅速に少ない投入工数で行われる必要があった。
手法の限界を論じるのは良いとしても、方法自体は目的に対して妥当なものであったのでしょう。
手法が意図的に不適切なものであったというのは言いがかりに近いと思います。
>それでも分からないというのであれば、統計調査の基本から講義しなければなりませんので、私の手には余ります。
>なお、比較されているのは「被害前」じゃなくて「水害後」のデータです。
これは「戦争被害前」で間違いありません。
1937年に刊行されたバックの「中国における土地利用」(Land utilization in China; a study of 16786 farms in 168 localities, and 38256 farm families in twenty-two provinces in China, 1929-1933.)は一部に水害前の時期のデータも含みますが、水害の調査は実際になされているので、「戦争被害前」の調査結果で何も違いません。
調査時期から出版までの5年で、農村部に大きな変化がなかったと考えて問題はないでしょう。
> >3.8人/1,000人という数値の妥当性を問題にしているのに、3.8人/1,000人が所与のものであるという議論をしてどうするんですか
その3.8人/1,000人は、調査票により実際に調査されたデータなのです。
これについて、著しく実際と違う可能性があるのかどうかと言うことをスマイスは考察しているわけですよ。
「南京地区における戦争被害」全体を通じて、この点でスマイスの叙述は一貫しています。
・ある調査方法で実際に得られたデータを元に表を作成する。
・そのデータが当該調査とは別の知見に照らして妥当であるかどうかは、本文中や標の注釈で、
スマイスの見解を述べる。
だから、市部調査での暴行死については、別のスマイスの認識から、もっと多い可能性があることに言及し、
農村部調査での病死者については、一見して少ない報告であり、平常年のデータと比較してどの程度であるか
と、実際に少ないのであればそれはなぜかと言うことの考察を行う。
ここのところの姿勢は一貫しています。
>> これと、戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較して、その差を求めているのです。
>ハイハイ、ここが間違いです。
バックの「被害前」データと「戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較」してなどいませんよ。
バックの「被害前」データから、母集団を算出しているんです。
農村部調査の総人口=バックの人口データ×(1−不在率)だということは、既に何度も言及しました。
ん? バックの「被害前」データ↑ その差↑ ↑被害後の南京農村部で採取したデータ
どうやったら、これが
“これと、戦争被害後の南京農村部でサンプリングで採取したデータを比較して、その差を求めている”
以外のものに見えるのか、大変不思議です。
自説にこだわるあまり、「相手のいうことはとりあえず全部否定する」方に走っていませんか?
「戦争被害」のデータなのですから、 戦争被害前の状態−戦争被害後の状態=戦争被害 になるわけで
「戦争被害後の状態」を求めるために、抜き取りで調査を行って、一旦サンプルデータのの範囲内における
戦争被害前の状態−戦争被害後の状態=戦争被害 を計算して、そこから、全体を求めたわけです。
問題は、サンプルが全体を代表していると見なせるかどうかにあるわけで、これは最初から指摘済みです。
サンプリングされた村落の分布は付図の「寧属地域地図」に見られるとおりで、
かなり広範囲に分布してはいますが、人口分布をどこまでカバーしているかなのですね。
確かに何も製造品の破壊検査をやろうというわけではないので、抽出調査より全体調査の方が、
より正確なのはいうまでもないのです。
ただ、ここで言う戦争被害調査は、何も戦争犯罪の告発のために行われたのではなく、復興計画、
救済活動の基礎データ収集という目的があるので、迅速に少ない投入工数で行われる必要があった。
手法の限界を論じるのは良いとしても、方法自体は目的に対して妥当なものであったのでしょう。
手法が意図的に不適切なものであったというのは言いがかりに近いと思います。
>それでも分からないというのであれば、統計調査の基本から講義しなければなりませんので、私の手には余ります。
>なお、比較されているのは「被害前」じゃなくて「水害後」のデータです。
これは「戦争被害前」で間違いありません。
1937年に刊行されたバックの「中国における土地利用」(Land utilization in China; a study of 16786 farms in 168 localities, and 38256 farm families in twenty-two provinces in China, 1929-1933.)は一部に水害前の時期のデータも含みますが、水害の調査は実際になされているので、「戦争被害前」の調査結果で何も違いません。
調査時期から出版までの5年で、農村部に大きな変化がなかったと考えて問題はないでしょう。
> >3.8人/1,000人という数値の妥当性を問題にしているのに、3.8人/1,000人が所与のものであるという議論をしてどうするんですか
その3.8人/1,000人は、調査票により実際に調査されたデータなのです。
これについて、著しく実際と違う可能性があるのかどうかと言うことをスマイスは考察しているわけですよ。
「南京地区における戦争被害」全体を通じて、この点でスマイスの叙述は一貫しています。
・ある調査方法で実際に得られたデータを元に表を作成する。
・そのデータが当該調査とは別の知見に照らして妥当であるかどうかは、本文中や標の注釈で、
スマイスの見解を述べる。
だから、市部調査での暴行死については、別のスマイスの認識から、もっと多い可能性があることに言及し、
農村部調査での病死者については、一見して少ない報告であり、平常年のデータと比較してどの程度であるか
と、実際に少ないのであればそれはなぜかと言うことの考察を行う。
ここのところの姿勢は一貫しています。
これは メッセージ 7834 (nmwgip さん)への返信です.