南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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> 陣中日誌

投稿者: asdll58 投稿日時: 2005/06/26 10:19 投稿番号: [6202 / 41162]
>それでも、そのイメージは伝わりますよ。そういう客観的証拠のない話でも、イメージができて行くと思いますよ。

「それでも、そのイメージは伝わりますよ。」

あたりまえでしょう。ここでイメージや客観性とはなにかについてこれ以上あなたと論争する気はありませんが、客観にしろ主観にしろイメージ形成なくして思考が可能だと思いますか。

>客観的証拠がないので、高い低いの判断をするのは、早計です。

1。たとえば、小津安二郎の陣中日誌が、帰還後書かれたものでなく文字通り陣中で書かれたものかどうかは日誌の信憑性を左右する客観的な状況証拠です。下記参照:

>一審で問題になったのは「東日記』の信憑性。まず元になったという「戦中でのメモ」なるものが実在しないこと。東氏は「京都の戦争展に貸し出した際に紛失した」と言い、 戦争展の当事者は「元々ない」と双方食い違いの証言をしている。
「東日記」は、どうやら戦後になってからの作文のようである。
http://www.asahi-net.or.jp/~ku3n-kym/tyousa02/tushu4.htm

2。右翼的」な「諸君!」が無批判で掲載していることも客観的状況証拠。

3。以下の解説も信憑性を高める客観的状況証拠。

>中でも注目すべきは、中国人老婆が自分の娘を強姦した日本兵を探して部隊長に訴え出て、(中略)部隊長が老婆を斬り捨てる一場面である。このネタ帳の性質からいってフィクションではあり得ず、当時の日本兵の行状のパターンが、ここで否応なしの事実として記録されてしまった。小津が戦場での兵士たちの蛮行に言及した例は極めて稀だが、その場に遭遇し目撃する機会は、やはりいろいろあったのだろう。(田中真澄「[解説]「禁公開」小津安二郎陣中日誌」「諸君!」2005年1月、232頁)

以下は、あなたの引用したものから。

>書き方次第で、様子の印象が変わってしまいそうだが、春風亭柳昇を読んだ後であるだけに、この話は嘘であると確信した。
大監督小津が嘘をつくはずがない、と言う思い入れがある。しかし、その話がなぜ嘘かと言うと、まず   ばっさりやるのに、なぜいちいち一人ひとりに聞くという厄介なことをするのか。   いかにも作り物の映画のシナリオ的すぎる。人情の常識に遠い、などである。 (6131)

「まず   ばっさりやるのに、なぜいちいち一人ひとりに聞くという厄介なことをするのか。」

「ばっさりやるのに」?隊長ははじめから老婆を斬るつもりでいたと決め込んでいるようだが、その「客観的証拠」があるのか。証拠もなしに、はじめから老婆を斬るつもりでいたと決め込むような転倒した、ひとりよがりの論理こそ信ぴょう性を欠く。

>いかにも作り物の映画のシナリオ的すぎる。人情の常識に遠い、

私は、この部分はべつに不自然とは思わなかった。「常識」?主観を「常識」と決め込んでいるのではないか。こういう態度の人間が言うことは信ぴょう性を欠く。

>たぶん春風亭柳昇の「与太郎戦記」を読んでいなかったら、この嘘を見抜けなかったと思う。私は与太郎戦記の中の戦争こそ、本当と考えるようになった。 (6131)

小津のも柳昇のも体験談だとすれば、柳昇を正しい基準にして、小津を批判するというのはどうだろうか。どのような客観的証拠があってのことだろうか。

小津の記述の信ぴょう性批判はいいことだが、あなたのあげた例は、客観的証拠を欠くように思います。

日誌、日記、メモ、回想記等にもいろいろあります。その差を無視して一概に、客観的証拠がないから信ぴょう性以前の問題だというのはおかしいでしょう。裁判や歴史などで日誌、日記、メモ、回想記、手紙等が証拠資料として提出された場合、その信ぴょう性如何がおおきな論点になるはずです。事件真偽の客観的証拠がないから日誌の信ぴょう性を云々するのは早計だというのは、本末転倒。老婆斬殺真偽の大きな決め手は、小津の日誌の信ぴょう性だが、老婆斬殺の客観的証拠がないから、日誌の信ぴょう性を論じるのは早計だというのは、隊長がはじめから老婆を斬るつもりでいたと決め込むような転倒した、ひとりよがりの論理です。これこそ、早計というものでしょう。
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