長期間にわたる啓蒙活動、お疲れ様でした
投稿者: nmwgip 投稿日時: 2005/05/21 00:28 投稿番号: [5722 / 41162]
途中、再三にわたる肯定派との不毛な議論にも関わらずここまで続けてこられたことに敬意を表します。
愚考しますに、南京大虐殺問題に対する最大の無理解は、戦死と虐殺の区別がつけられていないことでありましょう。
戦争は全て非人道的な行為ですが、違法行為ではありません。
ご存知の通り、あの東京裁判ですら「侵略戦争」を違法としただけで戦争そのものを違法とはしませんでした。パリ不戦条約を根拠としてはおりますが、自国の自衛の為の戦争どころか同盟国に対する直接的な軍事的支援まで肯定しております。
通常の戦争犯罪――通常ではない戦争犯罪は当時存在しなかった概念ですが――による被害者と、犯罪でない交戦行為による被害者は区別されなければならないのに、「人道主義」の観念から両者を区別せず批判――もしくは批評――する人が多いように思われます。
人道主義を政治・外交・国益より上位に置く姿勢は確かに崇高なものであるかもしれませんが、現実、特に外交の世界では有害であるケースの方が圧倒的に多いと思います。
結局のところ、我々日本人には戦争というものに対する理性的な理解が不足しているのかもしれません。軍備を増強するかどうかとは別の課題として、外交教育としての戦争教育が必要な時期に来ているのかもしれませんね。
これは メッセージ 5700 (deliciousicecoffee さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/fn5febg5tbba6a1a6bdbe730v0bix6afc0a9oa29ta4n13_1/5722.html