南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行の嘘

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大本営発表「アジア解放のための聖戦」②

投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2011/08/07 05:42 投稿番号: [36469 / 41162]
当時の日本帝国に、本当に   植民地解放の志向が   あったのなら、
世界に先駆けて   解放・独立を求める   植民地の人々の声に応え、
率先して   実行していたはずだ。   しかし、現実は   反対だった。
たとえば   1919年に   朝鮮で起きた   3・1独立運動では、
武力弾圧によって   多数の死傷者、投獄者を出す事態となった。

だが   その実態を、日本人の多くは   正確に   把握できなかった。
当時の   国内マスコミの論調は   圧倒的に運動に対し   批判的で、
新聞紙面には   「朝鮮各地の暴動」「鮮人暴動」といった字句が踊り、
植民地支配からの独立を求める   正当な民衆運動という本質は隠され、
一部の不満分子・暴徒による   不法な騒乱としてのみ   報道された。

日本の国内世論は、圧倒的に   3・1運動を   「暴動」とみなす
論調が強かったが、ごく一部には   運動に同情を寄せる識者もいた。
たとえば   大正デモクラシーの主導者のひとり   吉野作造は、
『中央公論』などに   朝鮮総督府の失政を糾弾し、朝鮮の人々に
政治的自由を与え、同化政策を放棄せよとの主張を   発表した。

また   孫文との交友で知られる宮崎滔天は、朝鮮の独立運動を
「見上げたる行動」と評価し、朝鮮の人々の自由と権利を尊重し、
独立を承認すべきである   と述べている。
このほか、石橋湛山なども   運動への理解を   表明している。
なお、石橋は、1921年7月21日付   『東洋経済』社説で
「一切を棄つるの覚悟」と題し、次のように   主張している。

   我が国の総ての禍根は、小欲に囚われていることだ。(中略)
   もし政府と国民に、総てを棄てて掛かるの覚悟があるならば、
   必ず我に有利に導きえるに相違ない。例えば、満州を棄てる、
   山東を棄てる、支那が我が国から受けつつありと考えうる
   一切の圧迫を棄てる。   また朝鮮に、台湾に   自由を許す。

   その結果はどうなるか。   英国にせよ、米国にせよ、非常の
   苦境に陥るだろう。何となれば、彼らは日本にのみかくの如き
   自由主義を採られては、世界における   その道徳的地位を
   保つ得ぬに至るからである。そのときには、世界の小弱国は
   一斉に   我が国に向かって   信頼の頭を下ぐるであろう。

   インド、エジプト、ペルシャ、ハイチ、その他の列強属領地は、
   一斉に   日本の台湾・朝鮮に自由を許した如く、我にもまた
   自由を許せと   騒ぎ起つだろう。(後略)

武力による他国への圧迫を止め、自ら進んで   植民地支配を止める。
そうすれば、日本の道徳的権威が高まるのみならず、世界列強による
植民地政策さえも転換せざるを得なくなる――   石橋の主張は明解だ。
残念ながら   当時の日本は、石橋が言う「小欲」に   囚われ続けた。
満州や山東半島の権益を捨てず、朝鮮や台湾に   自由を許さず、
道徳的権威を   投げ捨て、自ら   血生臭い   植民地獲得戦争に奔った。

その結果、日本帝国は焦土と化し、惨めにも   敗北するに至った。  
アジア諸国の解放・独立は、そうした   欲にとらわれた日本帝国の
敗北・崩壊がもたらした   「結果」にすぎない。
歴史的事実にてらせば、日本帝国に   民族独立・植民地解放の志向など
存在なかったことは明白だ。   にもかかわらず、「結果」を拠所にして
いまさら、植民地解放戦争だった   などと、虚言を吐くのは恥知らずだ。
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