テロ的「ジハード」と国際社会
投稿者: native_born_lonely 投稿日時: 2003/05/08 18:58 投稿番号: [5136 / 20008]
詳細な説明を有り難うございます。
>ホメイニ主義は“世俗国家は全て非イスラム的存在であり、イスラム聖職者が直接統治する祭政一致の神聖国家以外は認められない”ということであろう。
なんとなく古代イスラエル王国が直面した「国家とはそもそも世俗的」といった宗教的葛藤からの派生といった印象を受けました。
王国崩壊後、ディアスポラを宗教的に肯定する思想がその後二千年のユダヤ教を発展させたのだったかと理解していますが、イスラムには全く異なった考え方で国家と宗教の相克に答えを出そうとした派閥があったのかも。
ジハード的考え方(というと卑下するようで誤解されそうだが)はユダヤの考え方にもあるが、「中心的な」思想ではない。少なくとも「天国」だの「英雄」だのという言葉から喚起されるものに、ほとんど価値観は見出していないはずだと思う。なにしろ「唯一絶対の神」との契約の基づく宗教であって、十戒の中にも「偶像崇拝」の禁止があるわけだから。
少なくとも「国際社会の一員」というような法治概念を共有できない教義については、これはもう「退場」してもらう必要がある、という状況に歴史の流れがさしかかっているようにも思えます。「人権」や「言論の自由」といったものは「無限大」というわけにはいかない。宗教の自由という開放的で納得しやすい理想が語られた時代から、「最も大切な尊い命に関わること」であれば当然かつ自明的に規制や制約が必要だ、という認識に変わるべきだと思っています。
これは メッセージ 5133 (sascom007 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143582/a5a4a59a5ia5a8a5ka1bfa5qa5la59a5aa5jobjbf_1/5136.html