“平和ボケ”のお部屋

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Re: 戦前の少年犯罪率・・(1)

投稿者: assaraamaaleicomnjp 投稿日時: 2008/09/20 00:48 投稿番号: [15792 / 17759]
前に太宰治の小説(「家庭の幸福」)に、共感するモノがあったと書きました。
それはフジテレビのポッドキャストで紹介されているモノで、確か、太宰治が自殺する17日前に、税務署の職員と納税の件で個人的な話し合いをした後日に書かれたモノ(間違えているかも)で、これは主に公務員について書かれていますが、銀行員や他のサラリーマンについても共通していることだと断言して、最後の記述が、「幸福な家庭は諸悪の根源である。・・」と結んでいたものです。
私は前々から、国家公務員の不正に関しては、自業自得的側面はあるものの、国内における彼らの行動は欧米のような性悪説にではなく性善説によっていて、入省したときの彼らはおそらくは青雲の志とでも言うのか、非常に理想に燃えたまじめな動機で入ったのだと考えています。
例えばそれらのこと(彼らの美意識のようなモノ)が覆されるとしたら、彼らの報償がその理想主義故にあまりの薄給であるが故、子供達が自分たち並みの十分な教育を受けることに障害を感じた時点で、彼らの権力を利用した不正を思いつく・・。つまり彼らにとっての「家庭の幸福」が、国民の税金を湯水のように浪費するきっかけとなるという意味で、「諸悪の根源」になり得るのだというような、私の感じていたことと非常に近い理解であるという意味で、太宰のこの小説に共感したのでした。
・・・もっと言えば、彼らの教育行政の失敗によって、彼ら自身の家庭の存在が不安定になり、それを補う為に身近なところでの権力行使による不正の芽が吹き出してしまった。年を経るごとに彼ら自身の背中に背負い込んだモノに対しての責任を全うするために不正が行われるのだという様な太宰の説には、もの凄くリアリティを感じてしまうんですよねえ。

「世の中が悪い」「行政が悪い」などといって、他人事のように現在の社会全体を悪くいっているご時世ですが、実際には、自分の家庭を守ろうとする、いわば皆が共通して持つべきとして大事にしているはずのかけがえのない身内に対する「愛」のために世の中が悪くなっているというジレンマを引きずって、現代社会は成り立っているのではないか?・・・・と思う今日この頃・・。
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