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漢口引揚げに関する意見の調整3

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2011/01/26 18:47 投稿番号: [722 / 2250]
戦史叢書 『中国方面海軍作戦〈1〉』   295〜296p

(電文のつづき)
    記

《 政府ニ於テハ   十一日閣議決定ノ方針ヲ   変更シ居ラズ。 旁 (かたわら)

貴地支那側ノ   対日態度ニ関スル   累次ノ貴電 竝 (ならび) ニ   官民ノ全面的引揚ノ

及ボス影響等ニ鑑ミ   貴地ノ全面的引揚ノ実施ハ   尚早ナリト認ム。

尚 引揚時機ニ関シテハ   中央ヨリ指示スル意向ナリ。


谷本司令官は、中央の不拡大方針を体し善処してきたつもりにもかかわらず、
右電文によれば、海軍中央部が第十一戦隊司令部はその趣旨に反する主張に出ておると

解釈しておると感じ取った。   そこで同司令官は、
松平総領事代理の請訓内容に   意外な誤解があるかも知れないと考え、

早速調査したところ、   該請訓が同総領事代理の楽観的時局認識に基づき、
かつ海軍側の意向を曲解したものであると認めた。



よって、谷本司令官は中央に実情を明らかにする要ありと考え、
二日 02:00 海軍中央部、第三艦隊あて、次のように打電した。


軍令部機密第四百六十一番電(前記一日〇三五〇電)ニ依リ   当地総領事代理ノ

請訓ニ意外ノ誤解   アルベキヲ察シ、参謀ヲ派遣シ   其ノ披見ヲ求メシニ   果シテ然リ。


一   同官累次ノ電ナルモノハ   知ル所ナキモ氏ハ   時局ニ対スル楽観者ニシテ、

  「北支事変ハ   不拡大方針ヲ以テ   処理セラレ居ルヲ以テ   局地的ニ解決シ

  当方面ニ波及スルコトナカルベク   又当地支那官憲ハ   誠意ヲ以テ邦人ノ保護ニ

  当リ居ル   ヲ以テ引揚ノ如キハ必要ナク   従ツテ考慮シアラズ」

  ト述ベタレバ   本職ハ局地的解決ハ   望マシキコトナルモ   将来ノコトハ

  不明ナリ。 若シ万一事態悪化シ   当方面ノ引揚ヲ要スルガ如キ場合ハ

  如何ニスルヤ。 責任者トシテハ   最悪ノ場合ヲ考慮シ   少クトモ引揚計画ダケハ

  立テ置カザルベカラザル   旨強調シタルハ事実ナリ。


二   同官ハ本職ノ述べシ   引揚ノ計画ヲ用意ト   混同誤解シタルモノナルコト

  請訓第一項ニ明カナリ。 本職特ニ此ノ誤解ヲ惧 (おそ) レ   其ノ区別ヲ

  明カナラシムル為   計画ト云フカ、腹案ト云フカ、心算ト云フカト

  迄説明シ置キタル次第ナリ。


三   尚本職ハ   当方面ノ情勢ハ   決シテ平静ナラズ   何時如何ナル契機ニ依リ

  大事爆発スルヤモ   知レザル状態ニ在リ   ト観測シアリ。 最モ人心ヲ不安

  ナラシメアルハ   日本租界ノ全周ヲ包囲セル   土嚢 (どのう) 陣地竝ニ之ニ拠レル

  一万数千名ノ支那兵ノ   厳重ナル警戒ニシテ、斯クノ如キ状態下ニテ

  如何ニシテ安静ナルヲ得ン。日清汽船毎便引揚邦人ニ依リ   満室トナリツツアルハ

  当然ノ帰結ナリ。何成濬ノ言明ハ   全幅ノ信頼ヲ置クニ足ラザルハ   申ス迄モナク

  此レガ適例既ニ   勢多機密第二百九十九番電 (2)   ノ如キモノナリト認メアリ。


注(2)   勢多機密第二九九番電は七月三十一日湖南省主席何鍵の保証にもかかわらず、
   長沙の空気急激に悪化した情況報告電である。》


つづく
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