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7月26日 新たに軍用電線切断

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/11/20 15:03 投稿番号: [642 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
305〜306p

《 軍司令部からはこれより先、広部大隊の北京救援を電話で伝えてきていた。
その電話はまた   「部隊入城の経路方法については、現地機関において慎重

討議研究の上、最善の案を決定し、これを直接当該部隊に連絡せられたし」
という言葉が付け加えられていた。

そこでこの日、二十六日午前八時からの定例会議は、
特にその参集者を軍関係者だけに限定し、

議題として広部大隊北京入城の方法、並びに郎坊事件発生に伴う情勢判断について
討議研究し、十時前後には会議も一通り終了した。

私は小別当海軍武官と談笑していると檜垣機関員が
通信所長の高橋中尉から電話がかかっていると伝えた。



高橋猛中尉の電話によると今朝ほど豊台と北京の中間で軍用電線が切断されたらしく、
豊台へも天津へも全然通話が出来なくなってしまったとの事である。

「無線で連絡をとる以外、全然他に方法がありません。
断線の部分はそんなに遠いところじゃありませんから、汽車さえ出してもらえたら、

私自身、修理に行って来ようと思います。
特務機関から鉄道の方に、交渉していただけませんでしょうか」

「おあつらえ向きに、北寧鉄路局長が私のところに来ていて、
話をしている最中なんだ。早速連絡をとって上げよう」

私は、すぐその事を私の部屋に顔を出していた陳覚生と林耕宇に話した。
そして列車の準備を要求した。



その日午後一時半、高橋中尉の電線修理班には、機関側から笠井顧問と広瀬秘書、
二十九軍側から周思靖参謀が参加して、ガソリンカーに搭乗し、

北京正陽門東站の駅を出発した。徐行する車の中から、一々線路に沿う軍用線の
切断個所を点検して行くのだから、時間のかかる事おびただしい。

一行は南欠口の城門を出て、西約百メートルの地点で電柱が三本、
根元から伐り倒されて高梁畑の中に捨てられているのを発見した。

「ひどい事をしたもんだなあ。このくらいハッキリしていれば抗日の輩が
計画的にやった事は、だれが見たって極めて明瞭だ」

周参謀までが、 「こいつはヒドイですなあ」   を連発するありさま。
一隊は直ちに材料をおろして修理にかかった。

修理はなかなか思うようにはかどらない。埃にまみれ、汗ダクになりながら、
夕方六時までかかってようやく電柱四間隔の接続を完了した。



南欠口警備の中国兵はこれより先、周参謀から厳重な注意をうけていたので、
妨害行動には出なかったが、一行が応急修理を完了し、帰途につこうという間際になって、

急に不穏な態度に転じてきた。ガソリンカーが城門近くにさしかかると、
彼等は手に手に銃を携え、片手に柄付き手榴弾をふり上げて、

今にも投げつけようという気配を見せ始めた。
周参謀は運転台から半身を乗り出して城壁上の中国兵に向い

「誤解しちゃいかん、誤解しちゃいかん、これは二十九軍の専用車だ。
電線は全部の修理が完成しなかったから明日の朝もう一遍やって来る」

とどなった。機宜に適した措置によってあやうく引き起されようとした不祥事件も
未然に防ぐ事が出来、一行は七時半、無事正陽門駅に帰りついた。》


つづく
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