入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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7月22日 共産分子の策動3

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/11/03 18:37 投稿番号: [624 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
285〜286p

《 私は電話を聞きながら、まるで狐につままれてるみたいで、
どうにもこうにも解釈のつけようがない。

とりあえず十万分の一の地図を広げて、八宝山と盧溝橋駅とを探し出して見た。

八宝山の南南東三キロ、そして盧溝橋駅の北北東三キロ、定規で図上に線を引っ張って、
交会法によって砲声の起った場所を探してみた。

そのあたりには曹家墳だとか古子墳だとか小さな部落が点在して、
ちょっと方向が狂うとどれが本当なのか見当がつけられない。

ウーム、大体このあたりだとすると、これは日本軍でもなければ中国軍でもない。
何か中間でいやがらせ的に策動している者があるんじゃなかろうか?

私はすぐさま電話をとり上げ、八宝山にいる中島顧問に連絡した。



「今の不法射撃の件ですがねえ。
日本軍の第一線はあんなところまで伸びてはいませんよ。

また周参謀からの電話によれば、これはハッキリ中国軍の仕業だといって
謝まってきているのです。

いろんな情況から判断すると、これはどうも中間策動者か何かが
あるんじゃないでしょうか?

今から早速、その方の調査に取りかかりますが、八宝山の中国側部隊は、そんなものには
拘泥する事なく、命令通りドシドシ撤退させるよう、顧問の方から指導して下さい」

何基レイは、中間に得体の知れない策動者があるという事を聞くと、
それで一切が釈然としたらしく、早速部下に集結命令を下した。

今晩はもう大分遅いので、一応黄村付近まで下って宿営し、
爾後の行動は明日また、改めて命令するよう副官に指示した。

この日の撤退兵力は第一線の五ヶ中隊と予備の三ヶ中隊、合計八ヶ中隊であった。



私は中島顧問に連絡を終るとすぐ、憲兵分隊長赤藤 (しゃくどう) 少佐に電話した。

それから二十分ばかりの後、私と赤藤少佐とは、先程の地図を中にはさんで、
亡霊射撃の正体について話し合っていた。

「図上判断でいくとこの曹家墳付近一帯の部落ですね、この辺がどうも臭いと思うんです。

早速密偵でも張り込ませて、銃声砲声の真相を探らせたいんですが、
特務機関の密偵にはそうした戦術能力のあるやつがありません。

憲兵隊の方から一つ、有能な下士官兵数名を、便衣で現地に遣っていただけませんか」



二十二日の午後、便衣をまとった十名ばかりの密偵が、北京城広安門を出た。
彼等は赤藤分隊長から示された経路を、問題の中間地区に向って進んで行った。

これら密偵の報告を綜合すると、彼等は薄暮ごろ現地に着いて、
早速付近の住民から情報を集めた。すると、銃声砲声の正体というのは。

「日が暮れると、このころ毎晩のように、便衣をつけた青年十名ばかりが
この部落に入り込んで参ります。そして村はずれの落花生畑で、

土炮 (どほう) と爆竹を盛んにパンパンやり始めるのです。
なんの目的であんな騒ぎをやるのか、私共には皆目見当がつきません。

今日もやがて、もうボツボツ集って来るころでしょうよ」》


つづく
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