入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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団河事件 騎馬兵惨殺される2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/10/07 18:43 投稿番号: [593 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
239〜240p

《 日がトップリ暮れると軍曹はようやく腰をあげた。そしてトボトボと歩き始めた。
彼は高梁畑の中を重い軍刀と長靴を引きずって、激しい孤独感、

寂寥 (せきりょう) 感に襲われながらも、一路、東へ東へとたどった。
そして十五日の夕刻、ようやく通州守備隊に到着したのだった。



北京特務機関が豊台の浅野少佐から、二人の捜索方を依頼されたのは、
十五日の明け方近くだった。

機関長は早速桜井顧問を団河に派遣し、事件の処理収拾に当らせる事にした。
これには朝日新聞社の常安弘通特派員が同行した。

顧問は正午すぎ、三十八師の呉参謀に案内されて団河に着き、
まずそこに在る騎兵特務団を訪れて、営長董少校と会見した。

彼は騎兵第九師長鄭大章中将の直轄であり、
ソ連の騎兵学校を卒業したという、優秀な将校だった。



初めのうちは、言を左右にしていたが、
営長室の片隅に立てかけてあった日本の四四式騎兵銃を顧問に見つけられた。

「これは何だ!これでもなおかつ知らぬ存ぜぬと言い張るつもりか?」
とにじり寄られ、とうとう近藤二等兵射殺の顛末を告白した。

取りあえず現場に行き、死体の検証を行なうと、
二等兵は軽機の銃弾六発を身に受けて即死しており、

斃 (たお) れた後、青竜刀で頭を二つに割られ、脳漿 (のうしょう) はなかった。
その上、右脚も無残に斬り落されていて、残虐さは眼もあてられない。

顧問はこの死体や装具一切を回収して、自動車で豊台に運び、
午後五時、完全に野口騎兵隊長に引き渡しを終った。



夜七時半、特務機関に帰って来た桜井顧問は、
極度の興奮から口角泡を飛ばし、博多弁を丸出しにして

「イカン!   もうだれが何といったっちゃ駄目ですタイ。
三十八師の空気はスッカリ変ってしもうとる。

俺達は中国軍だ!俺達は徹底抗戦だ!
といって、幹部級までがいきまいとるですもんナ。

二十九軍を友軍に引ずり込もうなんて、そげん事はもう昔の夢みたいなもんですタイ。
二十九軍にゃ、もうホンに顧問の必要なかとです」

と悲憤慷慨 (こうがい)、ご飯をポロポロこぼしながら、
時間外れの夕食をとっていた。》


つづく
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