入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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和平を壊す双方の動き2 日本側

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/09/29 18:36 投稿番号: [585 / 2250]
松本重治著 『上海時代・下』 中公新書   142〜143p

《 現地では田代司令官危篤のため、東京では、十一日に
新 「支那駐屯軍」 司令官として、香月清司中将が親補せられ、

即日、天津へ赴任の途についた。香月司令官は、途中、京城で
小磯 (国昭) 朝鮮軍司令官に激励され過ぎたらしく、

十二日赴任すると、橋本 (群) 参謀長はじめ
「参謀たちは腰抜けぞろいだといわんばかりの権幕で、われわれ

(池田参謀ら) をにらみつけ」 (池田純久 『陸軍葬儀委員長』 二三ページ
‐ 『太平洋戦争への道』 第四巻、三六二ページ参照)、》



寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
233〜234p

《「・・・   日本軍も引きあげたし、中国軍も引き下ってしまって、後はもう
宋哲元が北京に帰って来さえすれば、一切はめでたしめでたしという訳ですなあ!」

「ところが笠井君、情勢はなかなかそう簡単にはいかんぞ。
十一日には風見内閣書記官長が、今次事件はその性質に鑑み、

これを北支事変と称すなんて声明しているだろう。昨日はまた昨日で、新しく
着任した香月軍司令官が、早速全面戦備に関する軍命令を下しているんだ。

だから情勢は今のところ混沌として、まだ海のものとも山のものとも、
ハッキリ見境はつけられないな。君はまだ、あの軍命令は見とらんのだろう!」

私は机の上の書類ばさみをとり寄せて、それを笠井顧問の方に差し出した。
「ホホウ!これがそうですか」

顧問はジーッとその命令に眺め入った。


     軍命令     七月十二日

一、敵の中央軍は、空中及び地上部隊共、逐次北上しつつあるもののごとし。

二、軍は全面的作戦を顧慮し、逐次準備を整えんとす。

三、これがため

   イ、豊台、通州には兵力を増加す。

   ロ、関東軍の部隊は、主力を密雲、一部(約二大隊)を天津に集結す。

   ハ、飛行隊は六ヶ中隊を天津に集結す。

                 −   以下省略   −


「なるほど、すると軍は全面作戦に拡大する事を予期しているんですな」

「あえてやるとはいっていない、しかし自ら恃 (たの) むところあれば憂いなしと
いう心境だな。とにかく、いま、中央軍の北上に関する情報がとても多いんだ。

保定以南の京漢線は中央軍で一杯らしい。
これらが今後、どういう行動に出て来るかは、ちょっと予測がつかんからねえ」》


つづく
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