入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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盧溝橋事件63 参謀本部の情勢判断2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/09/13 18:35 投稿番号: [567 / 2250]
戦史叢書 『支那事変   陸軍作戦1』
161〜162p

《 不拡大方針をとりながら作戦指導の処置として増兵ことに内地師団の動員まで
考えた理由について   不拡大主義でゆくなら動員をやめるべきでないかと

一般に考えるが、第一線では紛糾があり、しかも派兵には数週間かかるので、
不拡大を希望しても形勢逼迫すれば万一の準備として動員を必要とすることになる。

輸送力があれば相当の兵力を国境近くに置いて対処することもできたであろう。
元来不拡大方針は政治的希望であるが、

一方現地においては戦闘行動が行われているので、
常に動員の必要が起こることを考慮していた。



と、石原部長は述べている。
石原部長は、動員は事態拡大の要素を含んでいるので、

できることなら内地師団を動員することなく現地解決にもっていくことを強く希望して
いたが、一方では居留民保護や僅 (きん) 少な兵力の支那駐屯軍の安全のためには、

動員による増兵の処置を認めざるを得ないという、
すなわち不拡大方針の堅持と増兵の処置による拡大への不安という矛盾に、

大きな悩みを抱いていたのである。

当時、中国駐在武官及びその他から次のような諸情報が伝えられ、
石原部長の心象に相当の影響を与えたものと思われる。



一   九日、中国側でも事件不払大の方針を確立したと伝えられはしたが、
   実際には隴海線沿線に中央軍集結が命ぜられ、

   また、旧東北軍の抗日軍隊に対して戦時体制の内命が発せられた。

二   十日十一時、南京駐在日高参事官は、外交部長王寵恵を訪ねて、
   今次事変におけるいっさいの非は中国側にあり、

   いっさいの損害賠償と合理的要求を留保する旨を通告した。王外交部長は
   これに反駁し、妥結させようとする誠意は認められないという。

   二十三時、陸軍省に入った公電によれば「蒋介石は四コ師を石家荘付近に北上すべく
   命令し、同時に中央飛行隊に対し出動命令を下したるもののごとし」   と。


   同盟漢口電によれば、蒋介石は廬山会議の結果、徐州付近に駐屯しある
   中央軍四コ師に対し、十一日払暁を期し河南省境に集中進撃の準備を命じた。

   上海特電   「十日、何應欽は軍事会議を開き津浦線、隴海線一帯の軍隊に対し
   動員待機令を下し、とくに津浦線方面の写真任者第一軍長胡宗南に重大指令を発した。

   また河南の中央軍は山西に入る態勢にある」   と。


三   支那駐屯軍からの報告によれば 「平漢線方面の支那軍は漸次北上を開始し、
   第五三軍長萬福麟の部隊は保定よりタク県琉璃河方面に、

   商震部隊は彰徳、順徳方面より石家荘、保定間に、更に中央軍の劉峙部隊は
   開封、鄭州方面より衛輝、順徳に向かいそれぞれ移動中なり」   と。》
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