入って中国人に南京事件真相議論しましょう

Yahoo! Japan 掲示板トピックビューアー

[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

盧溝橋事件29 交渉中に戦闘始まる

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/07/24 16:07 投稿番号: [516 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
121〜123


《 私は金振中の気分がいく分鎮まったのを見届けてから、おもむろに口を聞いた。

「昨夜来発生した事件を、私は日華親書という大きな立場から、非常に遺憾に思っています。
もちろん貴国側としても、全然同様の見解を持っておられる事と推察いたします。

そこで私は、日本軍を代表し、これから貴官と一緒に現地について、
この事件の実情を調査探究し、事態の円満解決策を打ち出したいと考えます。

ついては貴官は全責任をもって、これに応ずる資格を持っておられるかどうか。
その点についてお伺い致したい」


すると金振中は
「ご意見全然同感です。私は部下第三営を率いてこの宛平城に常駐し、

付近一帯の警備に任じている者です。
したがってこの地区において発生した問題は、こと軍事上に関する限り、

その責任は一切私にあります。私は、現地中国軍の代表者という立場において、
この際、貴国側の折衝要求に応ずる資格を持っております」 といった。

「では現地調査の具体的方法については、これから逐次ご相談申し上げますが、

それに先立って、事態をこれ以上悪化させない、つまり戦闘を惹起させないように
するため、貴官細心の配慮と措置をお願いいたします」

「わかっております。この点やかましく部下に言い聞かせます」


「次に、今、東門一帯の城壁上に、貴官隷下の兵が点々配置についておりますが、
あれを一時、西門付近まで撤退させていただきたい。

日本側の意向としては、日本軍の一部を宛平城の東門に位置せしめ、
貴国軍隊を西門に位置せしめ、我々代表はその中間たるこの県政府において、

爾後の交渉を継続するよう致したい。この件、併せてご了承お願い致します」


金振中はこの時パッとそこの土間につばをはいた。そしていった。
「両軍代表、一緒に現地調査を行なう事、これは私としてなんら異存ありません。

また東門守備兵の一部を減じて西門方面に移動させるという程度でしたら、
ただいまの貴官のご要求に応ずる事も致しましょう。

けれど、全然東門の警備をあけっ放してしまうという事、
ならびに貴国軍隊をその城門に位置させるという事、

これは本日の場合、私として絶対お受けする事が出来ません。


この点、貴国側におかれてはどうかもう一度、お考え直しいただきたいと思います」

「わかりました。では一つおたずねいたします。・・・
即ち条約を無視するという事になります。・・・」

「私はなにも条約を無視しようの、故意に日本軍の行動を妨害しようの、
そういったたくらみがあって申し上げたわけじゃ決してありません。

今日は、昨夜来の事態によって、城内、非常に緊張を呈しております。

もしいま、貴国の軍隊がこの城壁の一角に顔を出されたとしたら、
勢のおもむくところ、日華両軍の衝突は必然の結果と考えなければなりません。

これを未然に防止するため、私としては、どうしても貴国側ただいまの
ご要求を鵜のみにしてお引受けする事が出来ないのです」


彼の理論は整然としていた。
確かに人物のシッカリしている事をうなずかせるものがあった。

双方口角泡をとばし、この激論の真っ最中、突如、城外で
パーン、パンパンパン、ダーン!   とものすごい銃声砲声がまきおこった。》


注:条約とは義和団事件後の講和の北清事変議定書の事で
   話が長いため、字数の都合上、削った。

つづく
[ << 最初のページ | < 前のページ | メッセージリスト | 掲示板表示 | [ メッセージ # ] | 次のページ > | 最後のページ >> ]

Yahoo! Japan 掲示板 アーカイヴ

[検索ページ] (中東) (東亜) (捕鯨 / 捕鯨詳細)