入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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盧溝橋事件15 軍使派遣の決定2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/07/08 18:25 投稿番号: [500 / 2250]
寺平忠輔著 『日本の悲劇   盧溝橋事件』 読売新聞社刊
99〜100p


《「そうです。その二人を遣るといっていました。

それから盧溝橋にいる中国軍は極力抑制して、城外に出さんようにするから、
日本軍も盧溝橋を包囲したり攻撃したりせんようにしてくれいといってました。

西苑や南苑の部隊は、決して出動させんという事も確約しました。
この事は斉藤にチャンと筆記させときましたから、将来決して二枚舌は使わせんつもりです。

なお現地の金振中とかいう営長からの報告によれば、盧溝橋付近は極めて平静で、
日本軍に対して発砲したような事実は絶対ないと頑張るんです。

こいつは北京で射った、射たんのといくら議論していたって始まらん事ですから、
現地に行った上で嘘か本当かを確かめる事にして、話を打ち切って帰って来ました。

以上がまあザッといま行って来た冀察 (きさつ) 側の模様です」


「ご苦労ご苦労、そこで一つ、君も盧溝橋まで行ってもらいたいんだがね。
もちろん僕の代りとして補佐官を遣るが、もともと二十九軍関係の事でもあるし……」

「もちろん私は行くつもりにしていました。早速出かけます」
「時に林耕宇や王冷斉はまだ来ないかな。

オーイ!   愛沢、林耕宇はまだ来ないのか? 電話でちょっと聞いてみてくれ」
「彼はタッタ今、来とったようですよ。秘密会議らしいから、しばらく待っているのです」

私は桜井顧問に、周永業が来ている事を告げた。
「周永業ならちょうど好都合だ。彼もいやおうなしに盧溝橋まで引っ張って行ってやろう」

桜井顧問は小応接室の方に下りて行った。


松井機関長は

「補佐官、あっちへ行ったらだなあ。中国側の現地責任者を呼び出して、
とにかく不法射撃の真相を糾明する事、これが先決問題だ。

次は決して事態を拡大させないように最善の努力を傾倒すること、
この二つを終始念頭においといてくれ。

その他は臨機応変、君の裁量一つに委せる。
くれぐれも気をつけて、無謀な事はしないようにな。いいか」


私と桜井顧問、斉藤秘書、周永業、それに林耕宇と王冷斉、
これから盧溝橋に出かけようという総勢六人はならんで特務機関の玄関に立った。

見上げると空には星がキラリキラリとまたたいている。
檜垣機関員がバタバタ走って追っかけて来た。


「ただいま連隊からお電話がございました。
連隊の方では森田中佐殿が盧溝橋に行くため、いま、準備中なんだそうですが、

補佐官殿が行かれるんだったら、途中、車の中でいろいろご相談したい事があるから、
是非連隊の方に寄って行ってほしいとの事です。いかが返事致しておきましょうか」

すると松井機関長
「ウン、それじゃあ補佐官!   ちょうど道順ではあるし、

立ち寄って、よく連絡をとった方がよかろう。林さんもそうし給え。
その方が双方緊密に行って、お互いに都合がいいぞ」》


つづく
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