入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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北支五省分治工作1 中国の幣制改革

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/06/01 18:31 投稿番号: [460 / 2250]
中国は武力による満洲再侵略を試みていましたが、うまく行かないので
作戦を変更し、こんどは幣制改革で対抗する事にしました。

これは、中国国内のお金の制度を変える事ですので、
日本が口をはさめる事ではありません。

それがなぜ、問題なのかと言うと、
それをやられると満洲国に不都合を生じるからです。


児島襄著 『日中戦争3』 文春文庫   193〜194p

《 翌日 (汪兆銘が銃撃された日の)、十一月二日   ―。

上海の政府系の 「中央」「中国」「交通」 銀行をはじめ、市中銀行のほとんどに、
預金を現銀に兌換するための群集がおしかけ、取付状態が現出した。

預金の外国銀行にたいするあずけ替をこころみる市民も多く、
正午までにその額は一千万元をこえた、とつたえられた。

この日は土曜日なので銀行は正午で扉をしめて群集も退散したが、市民の動揺は
消えず、週明けの四日には、金融パニックの到来は必至とみこまれた。


国民政府は緊急協議をおこない、かねて考案していた幣制改革を断行することにして、
翌日、三日、日曜日の午後、財政部長孔祥煕が必要措置を発表した。


①四日からは 「中央」「中国」「交通」 の三政府銀行の紙幣だけを、法定通貨とする。

②銀本位制を維持するため、銀貨、銀塊は額面および純分量で買いあげ、
   発行準備にあてる。   中国人には兌換はおこなわない。

③対英為替レートを一シリング二・五ペンスとし、このレート維持のために
   三政府銀行は無制限に外国為替の売買をおこなう。

これら幣制改革の基礎は、既述したように、鉄道を担保にした
対英借款千万ポンドに置かれていた。


また、国民政府は、銀貨、銀塊の回収についてはとくに厳格に対処することにして、
次のように布告した。

「一、銀貨銀塊ヲ通貨ノ目的ニ使用スルコトハ、一切之ヲ禁止ス……。

  二、何人 (なにびと) タルヲ問ハズ、故意ニ銀貨銀塊ヲ隠匿又ハ不法ニ

    所有流通スルモノアル時ハ、緊急治罪法ヲ以テ処断ス……」

つまりは、〝銀国有令〟であり、発行準備の確保策であるとともに、現銀との
兌換をもとめての市民の取付騒ぎを阻止する対策でもあった。


   −   しかし、
幣制改革には、さらに別の効果もみこまれた。

中国経済は、これまで地方単位の性格が強く、
政府の紙幣よりは銀が通貨の主役をつとめてきた。

おかげで、一地方の経済的破綻がそのまま他地方に波及しない利点もあったが、
政府の全国統一のさまたげにもなっていた。

幣制改革は、この〝経済的割拠体制〟を打破することによって、
政治的な統一を促進させ、

しかも通貨が英貨とリンクするので、
英国との強固な政治的、経済的連帯が期待できる……。》


つづく
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