入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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済南事件6 佐々木中佐の遭難2

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2010/04/02 18:47 投稿番号: [392 / 2250]
児島襄著 『日中戦争1』 文春文庫
186〜187p

《中佐は、両脚をふんばって頑張り、なおも身体じゅうにおそいかかる拳の雨にも耐えた。
中には、腕をのばして指を中佐の両眼に近づける者もいる。

眼をえぐってやる、といわんばかりで、中佐が汗にかすむ両眼をむいてにらむと、
ケケ、と奇怪な笑声を残して後退した。

坐ってはならぬ、倒れてはならぬ、そのときは殺される……。
中佐は汗まみれになって中国人群集にこづきまわされ、

殴打されながら直立姿勢を維持していたが、ようやく、乗馬で通りかかった
顔見知りの国民革命軍将校が気づき、驚いて下馬してきた。


「ニー(ニンベン+弥-弓) 放心罷」(安心されよ)   将校は中佐に叫び、中佐をしばった
縄を持つ中国兵にささやき、再び馬にとびのると、馬腹をけって城内に疾走した。

中国兵が中佐の回りに人垣をつくり、いずれもモーゼル一号拳銃をかまえた。

拳銃の垣根で中佐を〝保護〟するかの如くだが、とびこんで中佐をなぐる兵士を
阻止することもなかった。

顔を肩にこすりつけて汗をぬぐい、冷静をとりもどした中佐は、周囲の民家の窓に
鈴なりになった中国人市民がくり返すシュプレヒコールに、気づいた。

「殺 (シャー)」(殺せ)、「シャー」「シャー」……。


自動車が走り寄り、一人の士官が演説した。日本帝国主義、銃殺などの単語が中佐の
耳に聞こえ、そのたびに蝟集 (いしゅう) した群集は拍手し喝采した。中佐は安堵した。

「予を宣伝の材料に使っている……支那人特有の芝居気たっぷりの所作をやって、
結局予の安全を期するつもりだ」


―   と、推察できたからである。
この中佐の推理は的中し、士官の演説が終ると、中佐は普利門に連行された。

普利門にたどりつくと、第四軍団長方振武が自動車でむかえ、
中佐を総司令部に輸送した。

中佐は、両脇をかかえられて総司令部内の一室にはこばれたが、
ベッドに横になったとたんに失神した。

打撲をうけた全身が激痛でたわむうえに、呼吸も困難になっていたのである。


191p
午前十一時すぎ、南京駐在武官佐々木到一中佐が城内から日本総領事館に
送りとどけられてきた。

右腕、下顎骨の挫傷に加えて全身打撲というほうたいだらけの姿は、
文字どおりにふくろ叩きにあった事情を告げている。

つづく


*   佐々木中佐のように、中国側に善くしている人でも、こういう扱いを受ける。
   親中の日本人は、自分は中国人に善くしてるから大丈夫と思っているだろうが甘い。

   松井大将など、日中友好に尽力したが、南京大虐殺の汚名を着せられ処刑された。
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