派遣陸軍の編成と方針
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2009/05/23 19:23 投稿番号: [24 / 2250]
8月14日に
第3師団・第11師団・第14師団に動員が下令されました。
但し、第14師団は青島行きなので、今は関係ありません。
尤も、行ってもする事がなく、後で苦戦の上海に回されますけど。
今ここで上海に行くのは第3師団と第11師団だけです。
そして、
8月15日に、松井石根大将を軍司令官とする、上海派遣軍の編組・任務が下令されます。
臨参命第73号の第2項に
上海派遣軍司令官ハ 海軍ト協力シテ 上海附近ノ敵ヲ掃滅シ 上海竝其北方地区ノ要線ヲ占領シ 帝国臣民ヲ保護スヘシ
( 註 竝は並びにの旧字 其は「その」と読む )
とあります。これが出兵の主旨です。
また、
8月16日に臨命第452号で参謀総長より各種の指示が出されます。
(1) 上海派遣軍司令官と第三艦隊司令長官とは協同関係であり、
上陸した陸軍部隊と海軍特別陸戦隊とは戦闘間先任指揮官が統一指揮する。
(2) 第3、第11師団は海軍艦艇をもって急派する。
(3) 上陸地は劉河鎮方面及び呉淞方面とし、敵前上陸を予期する。
(4) 中支方面における敵航空勢力の覆滅は主として海軍が任じ、
陸軍は該方面に陸軍部隊の自衛のため飛行隊の一部を派遣する。
ここでは、陸軍・海軍の協力がうたわれ、戦闘指揮はどっちでもいいから、先任指揮官がやると言っています。
次に、上陸地点は劉河鎮と呉淞 ( ウースン ) の二か所が挙げられています。
そして、敵航空兵力をやっつけるのは海軍の役割と決めています。
また、上海は国際都市として列国の利害が錯綜し、かつ列国監視の中にあるので、
軍の行使には特に次の件に注意せよと述べています。
一 我カ 正当ナル行動ヲ 中外ニ 理解セシムルヲ 要ス
二 努メテ 列国軍トノ協調ヲ保持ス
三 上海租界ニハ 兵禍ヲ及ホササル 如ク努ム
四 飛行機ヲ以テスル 対地攻撃 就中 爆撃実施ニ 方リテハ 目標選定其他ニ関シ
国際関係ヲ顧慮スルヲ要ス
五 渉外事項ニ関シテハ 任務達成上 直接関係アルモノノ外ハ 努メテ 外務官憲等ノ処理ニ委ス
之カ為 所在帝国外務官憲ト 密接ニ 連繋ヲ保持ス
(注 就中:なかんづく、 方リテ:あたりて)
そして、参謀本部の立案した「上海派遣軍作戦要領」で
第11師団は劉河鎮方面に
第3師団は呉淞方面に上陸する事が指示されます。
8月18日 第3師団の約半分と第11師団は応急動員を完了し、海軍艦艇により二次に輸送せらるることになった。
松井軍司令官は22日に馬鞍群島に到着、上海付近の情勢及び作戦準備などに関する先遣参謀の報告ならびに中央の指示等に基づき、作戦計画を策定した。
ここでは、呉淞以外の上陸点が劉河鎮から川沙鎮に変っています。
( 陸軍戦史叢書『支那事変1』266〜267 )
なお、海軍は、いやがる陸軍に頼みこんで、派遣してもらったためか、
連合艦隊の旗艦である、戦艦陸奥や長門も陸兵の輸送に供しました。
陸奥は三津ヵ濱で第11師団の一部、約二〇〇〇人を
長門は小松島で第11師団の一部、約二〇〇〇人を
載せて馬鞍群島まで運んでいます。
( 海軍戦史叢書 『 中国方面海軍作戦〈1〉−昭和13年3月まで 』 358〜359p )
ただ戦艦は大きすぎますので、ここから、揚子江にいた小さい軍艦に移し替えて、敵前上陸に向かいます。
但し、第14師団は青島行きなので、今は関係ありません。
尤も、行ってもする事がなく、後で苦戦の上海に回されますけど。
今ここで上海に行くのは第3師団と第11師団だけです。
そして、
8月15日に、松井石根大将を軍司令官とする、上海派遣軍の編組・任務が下令されます。
臨参命第73号の第2項に
上海派遣軍司令官ハ 海軍ト協力シテ 上海附近ノ敵ヲ掃滅シ 上海竝其北方地区ノ要線ヲ占領シ 帝国臣民ヲ保護スヘシ
( 註 竝は並びにの旧字 其は「その」と読む )
とあります。これが出兵の主旨です。
また、
8月16日に臨命第452号で参謀総長より各種の指示が出されます。
(1) 上海派遣軍司令官と第三艦隊司令長官とは協同関係であり、
上陸した陸軍部隊と海軍特別陸戦隊とは戦闘間先任指揮官が統一指揮する。
(2) 第3、第11師団は海軍艦艇をもって急派する。
(3) 上陸地は劉河鎮方面及び呉淞方面とし、敵前上陸を予期する。
(4) 中支方面における敵航空勢力の覆滅は主として海軍が任じ、
陸軍は該方面に陸軍部隊の自衛のため飛行隊の一部を派遣する。
ここでは、陸軍・海軍の協力がうたわれ、戦闘指揮はどっちでもいいから、先任指揮官がやると言っています。
次に、上陸地点は劉河鎮と呉淞 ( ウースン ) の二か所が挙げられています。
そして、敵航空兵力をやっつけるのは海軍の役割と決めています。
また、上海は国際都市として列国の利害が錯綜し、かつ列国監視の中にあるので、
軍の行使には特に次の件に注意せよと述べています。
一 我カ 正当ナル行動ヲ 中外ニ 理解セシムルヲ 要ス
二 努メテ 列国軍トノ協調ヲ保持ス
三 上海租界ニハ 兵禍ヲ及ホササル 如ク努ム
四 飛行機ヲ以テスル 対地攻撃 就中 爆撃実施ニ 方リテハ 目標選定其他ニ関シ
国際関係ヲ顧慮スルヲ要ス
五 渉外事項ニ関シテハ 任務達成上 直接関係アルモノノ外ハ 努メテ 外務官憲等ノ処理ニ委ス
之カ為 所在帝国外務官憲ト 密接ニ 連繋ヲ保持ス
(注 就中:なかんづく、 方リテ:あたりて)
そして、参謀本部の立案した「上海派遣軍作戦要領」で
第11師団は劉河鎮方面に
第3師団は呉淞方面に上陸する事が指示されます。
8月18日 第3師団の約半分と第11師団は応急動員を完了し、海軍艦艇により二次に輸送せらるることになった。
松井軍司令官は22日に馬鞍群島に到着、上海付近の情勢及び作戦準備などに関する先遣参謀の報告ならびに中央の指示等に基づき、作戦計画を策定した。
ここでは、呉淞以外の上陸点が劉河鎮から川沙鎮に変っています。
( 陸軍戦史叢書『支那事変1』266〜267 )
なお、海軍は、いやがる陸軍に頼みこんで、派遣してもらったためか、
連合艦隊の旗艦である、戦艦陸奥や長門も陸兵の輸送に供しました。
陸奥は三津ヵ濱で第11師団の一部、約二〇〇〇人を
長門は小松島で第11師団の一部、約二〇〇〇人を
載せて馬鞍群島まで運んでいます。
( 海軍戦史叢書 『 中国方面海軍作戦〈1〉−昭和13年3月まで 』 358〜359p )
ただ戦艦は大きすぎますので、ここから、揚子江にいた小さい軍艦に移し替えて、敵前上陸に向かいます。
これは メッセージ 22 (kireigotowadame さん)への返信です.