1938年1月20日 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2013/02/03 15:39 投稿番号: [2222 / 2250]
一月二十日
(前の数行
日本軍の悪と関係ないので省略)
《 この間、近所の作りかけの家からレンガを二、三千ばかり失敬してきて、
テントや小屋のあいだに細長い通路を作った。
こうしておけばすこしは泥よけになる。
そのほか、仮設便所のまわりにレンガで壁を作ったので、いくらか見栄えがよくなった。
もっともこんなことをしたところで、焼け石に水だが。
依然としてあたり一面泥の海にかわりはない。
そこらじゅうでせき込んだり、吐いたりしているが、さもあらんと思う。
一番心配なのは伝染病だ。
われわれの国際赤十字代表のマギー牧師が、
外交部のなかにある赤十字病院の中国人看護婦から聞いた話を伝えてくれた。
ここは我々外国人は立ち入り禁止だが、看護人は買い物のためにときどきは外出できる。
あるとき、看護婦が本部に立ち寄ってこんな報告をしていったという。
一人の中国兵が、食べ物が不十分だと苦情を言ったらしい。
給食は小さなお椀で一日おかゆ三杯だそうだ。
するとその兵士は監視の日本兵に殴られた。
さんざん殴られたあとで、腹が減っているのがいけないのかと言ったところ、
中庭にひきずり出されて、銃剣で突き殺されてしまったというのだ。
この処刑の様子を看護婦たちは窓から見ていた。
難民の誰ひとり、安全区から出ていこうとしない。
もとの家に戻ろうとした人たちが大ぜい、日本兵から石を投げつけられて
追い払われたり、あるいはもっとひどい目にあったりしたからだ。
それなのに、街には日本軍のこんなポスターが貼られている。
「家へ帰りなさい!
食べものを支給します。日本軍を信用しなさい。
我々はみなさんを保護します」》
*
「近所の作りかけの家からレンガを二、三千ばかり失敬して」
結局、ラーベも略奪しているではないか。
どうして日本軍の徴発を非難できるのか。
*
「一人の中国兵が、食べ物が不十分だと苦情を言・・・殺されてしまった」
ラーベ達の話では、捕まった中国兵は片っ端から処刑されていた筈。
兵どころか市民までも殺されたと。
ところが、この中国兵は病院で治療されていた。
それまでの話と違うではないか。
*
「もとの家に戻ろうとした人たちが大ぜい、
日本兵から石を投げつけられて追い払われたり」
そもそも、日本軍が
「もとの家に戻れ」
と言っているのに、
それを日本兵が妨害して、何の意味があるのか?
日本兵に化けた中国兵が、日本軍の命令に従う中国人に腹を立てて、
妨害したと言うのなら解るが。
これは メッセージ 2218 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552022058/ffea4ca4fcf9qbfma4kfn5febbv7obfbfaj5doc0a47a4dea47a4ga4a6_1/2222.html