1939年8月ノモンハン38 敵基地爆撃の許可
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/12/23 15:27 投稿番号: [2134 / 2250]
辻正信著
「ノモンハン秘史」
毎日ワンズ
207〜209p
《 八月七日、次のような電報を受領した。
大陸命第三三六号
命令
一、関東軍司令官はノモンハン方面作戦のため状況己むを得ざれば
その航空部隊を以て概ねタムスク付近及その以東に於ける
敵航空根拠地を爆撃することを得。
二、細項に関しては参謀総長をして指示せしむ。
右の命令と前後して、参謀総長からは、
一、大陸命令第三三六号実施の結果敵が満領内深く爆撃を行うこと
絶無なりと言うべからず。
その際に於ても空中爆撃の範囲若しくは、その他を拡大せざることに
関しては深く留意相成度。
関東軍司令官の名を以て数回にわたり意見を具申し、
参謀長上京して、面
(おもて)
を冒し理を尽くして説明したのに、
軽くあしらって採用しなかった意見が、
若い参謀本部部員が僅かに一両日の戦場視察の結果によって、
陛下の下された命令を根本的に変更する態度こそ、
下剋上の尤
(ゆう)
たるものではなかろうか。
結果的に見れば関東軍司令官に対する信頼が、
一少佐参謀に及ばなかったものとなるではないか。
飛行集団はこの命令によって勇躍したが、当時飛行部隊の疲労ようやく加わり、
実行のためには相当の準備を必要とした、
のみならず天候の関係によって期日が次第に延び、
八月二十一日に至って初めてマタット及びタムスク付近に進攻した。
第一次タムスク爆撃に劣らない兵力で、約九十機撃墜の戦果を挙げたものの、
我もまた十数機を墜とされた。
それは敵の抵抗と準備とが、日を逐うて増大した結果である。》
これは メッセージ 2132 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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