入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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1939年7月 ノモンハン31 フラルキ爆撃さる

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/12/10 18:48 投稿番号: [2103 / 2250]
辻正信著   「ノモンハン秘史」   毎日ワンズ
194〜196p


《 東部国境方面の監視哨の視た敵情を総合すると、

敵はこの全正面において、陣地に配兵を終わったようである。

モスクワは、ノモンハン事件をきっかけに全満に戦いを挑むのではなかろうか。

七月中旬になると、ソ連極東空軍は動員されたらしい。



事件を局地で解決しようとする考えは、現地、中央の一致した方向ではあるが、

戦争は独り相撲ではない。   降る火の粉は払わねばならぬ。

作戦室はいま、敵にしかけられた場合の関東軍の全般作戦について頭を絞っている。



このような空気の中で、突如として、 「フラルキ鉄道橋爆撃されたり」

との緊急電報を受けたのは、七月十六日午前三時であった。

地獄の釜の蓋も開き、生霊が家に帰るというお盆の日、

この凶報は地獄への導きにも感ぜられた。



フラルキといえばチチハルの西側、嫩江   (どんこう)   に架けられた大鉄橋である。

ハイラル方面への鉄道の最重要点が突如として、敵機に爆撃された。

ホロンバイルの砂漠に起こった戦火が、

大興安嶺を越えて、北満の中心部に拡大されたのである。

これでもなお、東京は関東軍に事件拡大の責任があると非難するのか。

投弾は八発で、被害はたいして大きくはなかったが、

一般に与えた影響は物的損害の比ではなかった。



全面戦争になる可能性がすこぶる強いとの印象を受けた関東軍は、

全満の戦備を強化するため応急派兵と防空下令を実施した。

応急派兵とは、命令を受けてから的六時間以内に全軍が出動準備を終えることであり、

防空下令とは、全満に燈火管制を令し、民間防空と軍防空とを同時に実施することであり、

明らかに戦争状態の宣言である。



ソ連側がすでに積極的に動員し、戦備を全正面に強化している以上、

今後情勢の変化によっては大規模な越境侵犯行為をすることが十分予期される。

万一の場合に不覚を取ってはならぬ。



かつて張鼓峰事件のとき、関東軍が朝鮮軍に策応するため、

応急派兵により国境に兵力を推進したことが、

張鼓峰におけるソ連軍の行動を牽制し得た先例もある。

これ以上、内部に戦火を及ぼすならば、戦争敢えて辞せずとの気構えを現実に示す以外に、

ノモンハン事件を局地で解決する見込みはない。

中央部は、どんなに驚くことだろうと考えられる。直ちに次のような電報が打たれた。



  総長、大臣宛               軍司令官

一、情勢に鑑み軍は満州防衛の完璧を期するため、

   全満に戦時防空を下命し、且隷下全部隊に応急派兵を下命す。

二、敵機の跳梁をこのまま看過するときは更に満州国の中枢部に対し

   爆撃を受くるの虞   (おそ)   れなきに非ず。

   軍が単に越境敵機のみを迎撃する結果、此の如く軽侮せらるるに至れり。

   即時外蒙内部に対する爆撃を許可せられたし。》


注   :   嫩江    普通この字は   「ノンコウ」   と発音されますが、

    辻氏は   「ドンコウ」   とカナを振っていますので、そのまま書いてます。
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