1939年 裏切られた汪精衛
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/11/15 18:58 投稿番号: [2052 / 2250]
胡蘭成著
『日本及び日本人によせる』
日月書店
57p
《 汪精衛はまず周仏海等を従えて渡日し、
東京で近衛首相と会ってその真意を確かめてから上海に帰り、
蒋介石軍事委員長に打電し、近衛声明の線に沿って講和の緒口をさぐり出した。
汪精衛は蒋介石に
「これで私の役は終わった。本場所は貴方に頼む。
あなたがやれば、まず両者が即時停戦できる」
と勧めた。
しかし、その間に事情は既に違っていた。
米国は中国に対して軍事物資の援助を開始することを明らかにした。
ソ連も中共にだけ軍事援助を進めてきた。
蒋介石も長期抗戦を決意した。理由は日本軍の攻勢はいま、既に峠を越した。
抗戦は米国の援助によって続けることが出来る。
もし国民政府が講和をしても、中共軍は承知しないで国民を分裂させる恐れがある。
そして戦後破れた経済を修復する為に、
更にまた戦後ソ連の後見を得た中共と内戦にでもなければ、
米国に頼むこともあり得るから、
米国の意向を無視して講和すべきではないというのであった。》
*
というわけで結局汪精衛は裏切り者にされました。
米国は日中戦争をやめさせたくなかったようです。
この米国の行動が戦争を終わらせなくさせ、仏印進駐、大東亜戦争へと進ませます。
*
ここで、文章では
「東京で近衛首相と会って」
となっていますが、
近衛氏は、もう、首相を辞めていますので、元首相と言うべきでしょうが、
米国などでは、元大統領も
「大統領」
と言うそうですから、
案外、間違いではないのかも知れません。
これは メッセージ 2050 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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