入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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1939年4月 船中で語った汪精衛 (兆銘)

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/10/08 15:39 投稿番号: [1953 / 2250]
塚本誠著   『ある情報将校の記録』
274〜275p


《 その後の影佐大佐の話によれば、汪精衛氏は上海に来る船中で、

影佐大佐に次のような話をしていたという。


中国の和平論、抗日論はともに愛国精神の発露である。

日中両国のあり方と日本の対中政策に対する認識の相違が、

国民を和平論に、あるいは抗日論に走らせている。

和平運動の実体は、認識を是正し、あるいは転換せしめるものでなくてはならない。



戦争状態下にある中国国民、日本軍の進入をこうむっている国民の生活環境には、

抗日意識、抗戦感情をかきたてる諸事象があまりにも多い。

事実、事象は理論を立証するものである。

今までのような言論展開だけの和平運動では、重慶政府の転向はとうてい望めない。

善隣友好、共同防衛、経済提携の三原則を掲げた近衛声明は、

日本の真意だと思うが、もし、それが実行を伴わぬ単なる宣言なら、

中国国民はだれも信用せぬ。



このさい、日本政府に異存がなければ、自分は今までの計画を放棄して、

和平政府を樹立し、日本と提携して少なくも近衛声明を如実に実行し、

重慶政府や一般民衆に対し、和平論は決して根拠のないものではないことを

事実によって証明してやりたい。



和平政府といえども、樹立されれば必然的に軍隊を持たねばならぬが、

それは重慶と交戦するための軍隊ではない。あくまで内戦は避けたい。

和平政府は重慶を倒すことを目的としているのではなく、

重慶と合作して日本との全面的和平の実現を願っているのだから、

重慶が和平運動に合流して来るなら自分はいつでも下野する。

和平政府、重慶政府と当初は分かれていても、両者が合体せねば、

全面和平はありえない。



和平政府樹立について日本側に異存がなければ、

日本政府要人と率直に意見を交換したい。

しかし、同志の中には時期尚早論者も少なくない。

上海到着後、同方面の同志の意見もきき、東京に行くかどうかを決心したい。》



晴気慶胤著   『上海テロ工作76号』   毎日新聞社
116〜117p

《 汪兆銘は、船中で新しい和平運動の構想を影佐大佐たちに説明した。

「日華の全面和平を求めようとして中国政府に言論で働きかけてきた、

いままでの和平運動は失敗しました。

日華両国が互いに信用しなくなった今日では、

言論だけでは和平を回復することは難しいからです。



けれども近衛声明が中国のどこかで約束通りに実行されたら、

民衆はみんな和平に賛成し、

その世論に押されて中国政府は抗戦をやめるほかなくなるでしょう。

こうした方法は、和平をまず局地で回復したのちに全国に及ぼすもので、

一見、迂路のようですが、実は日華の国交を回復する近路だと思います。



私は占領地に新しい中央政府をつくりたい。

そして日本と協力して近衛声明を実行に移し、

民衆が喜ぶ平和境をまず占領地に建設して、

和平世論を起こす基盤としたいと思っています。

だが、日本政府が同意しなければそれは実行できません」



汪はこういって、しかる故に、

この和平運動に対する日本政府の意向を確かめてもらいたいと影佐大佐に依頼した。》
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