1939年2月19日 維新政府要人暗殺さる
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/09/15 15:31 投稿番号: [1897 / 2250]
〔昭和14年2月20日
東京朝日〕
〔上海特電十九日発〕
去る一月下旬より上海共同租界においては
維新政府関係者に対するテロが頻々として行われ、
しかも犯人は一名も逮捕されざる状態であるが、
去る十六日には我が宍戸陸戦隊司令官より工部局当局に対して
治安維持方につき抗議的申し入れを行った矢先、
旧正月に当る十九日午後七時十五分、
維新政府外交部長陳ロク (竹+録)
氏が暗殺された事件が突発し、
雨に鎖されて不気味な殺気漲
(みなぎ)
る上海の旧正月を血に彩ってしまった。
すなわち陳外交部長は共同租界エキステンション愚園路の私邸におい
て家人と卓を囲んで夕食中、突如壮漢十五、六名が雪崩
(なだれ)
込み、
ピストルを乱射して陳外交部長を倒し、
混乱する家人を尻目にかけて疾風のように遁走した。
陳氏は胸部その他に数発を受け、朱に染まって倒れ即死を遂げた。
工部局警察本部および静安寺署より係り警官が急行し
現場を取調べ中であるが、犯人の姿は既にない。
〔上海十九日発同盟〕
遭難せる陳ロク (竹+録)
氏は直ちに海格路の病院に運ばれ
検視を行った結果、弾丸は頸動脈部に左右各一発、銃弾貫通して即死していた。
遭難当時、陳ロク (竹+録)
氏夫妻は羅忠詒氏夫妻と同席していたが、
犯人は裏門から潜入し、直ちに応接室を襲い、
陳ロク (竹+録)
氏にピストルを突き付け乱射し、即死するを見届けた後、
「 蒋政権万歳、抵抗必勝」
と書いた伝単
(ビラ)
を室内に撒布し
悠々正門から出で、護衛の拳銃を奪取してその武装を解除した後、
護衛二名をいずこへか拉致した。
これは メッセージ 1895 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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