1937年12月6日 ラーベの日記2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/08/03 18:32 投稿番号: [1807 / 2250]
《 きちんと準備するには、米や小麦粉、塩、燃料、医薬品、炊事道具、
あと、なんだかしらないがとにかくいるもの全部、
日本軍が攻めてくる前に用意しておかねばならない。
医者、救護員、汚物処理、埋葬、警察、
そうだ、場合によっては警察の代わりまでやる覚悟がいる。
軍隊と一緒に、十中八九警察もいなくなるだろう。
そうなったら、治安が乱れるおそれがある。
こういうこともみなそのときになってからやれと言うのか?
なんとか考えを変えるよう、黄を説得しようとしたが無駄だった。
要するにこいつは中国人なのだ。
こいつにとっちゃ、数十万という国民の命なんかどうでもいいんだ。
そうか。貧乏人は死ぬよりほか何の役にも立たないというわけか!
防衛についても話し合った。私は必死で弁じた。ファルケンハウゼン将軍はじめ、
ドイツ人顧問は口をそろえて防衛は絶望的だといっている。
もちろん、形だけでも防衛はしなければならないだろう。
司令官にむかって、むざむざ明け渡せなどといえないことくらい百も承知だ。
面目を保ちたいのもわかる。
だが、南京を守ろうとする戦い、
この町での戦闘はまったくばかげたことであって、
無慈悲な大量虐殺以外の何物でもない!
……だが、何の役にも立たなかった。私には説得力がないのだ!
黄はいった。
名誉とは、最後の血の一滴まで戦うことにある!
ほう!
お手並み拝見といこうじゃないか!
発電所の管理人の白さんと主任技術者陸さんは、
発電所を動かすために、命がけでがんばるとか言っていた。
たしかに発電所は動いている。
はて。だれが動かしてるのかね。
白さんと陸さん、このお二人はとっくにいなくなったが。》
*
ラーベは
「南京を守ろうとする戦い、
この町での戦闘はまったくばかげたことであって、
無慈悲な大量虐殺以外の何物でもない!」
と言っている。
つまり、南京戦そのものが大虐殺なのだと。
だったら、その責任は南京戦を回避しようとしない、中国側にあるではないか。
これは メッセージ 1805 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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