1938年9月2日 松本・梅思平会談
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/07/01 14:40 投稿番号: [1742 / 2250]
松本重治著『上海時代・下』中公新書
311〜312p
《 第五回の会談は、久しぶりに香港ホテルでやった。総ざらえのためであった。
私が、「日本が撤兵を決して、その声明をやれば、君たちの和平運動は
どのように進展するかを話してくれ給え」
と頼むと、
梅君は、初めて、 「和平運動は、汪
(兆銘)
さんに領導してもらわなければいかん。
周仏海など私らの同志は汪さんの傘下に入る。
汪さんと行動をともにするのは、雲南の竜雲、四川の将領、広東の張発奎その他だが、
すでに、内々に連絡をとっているのだ。
停戦、撤兵に反対するものは中国にはないはずだからね」
と、
いろいろの手筈や計画を詳細に話してくれた。
最後に、梅君は、
「今までのところ、蒋さんはじめ、日本を信用していないのだ。
最大の問題は、日本が、君のいったように、
中国人が日本を信用できるように行動してくれることが、いちばん重要なのだ。
その点、松本君や君の同志の努力に俟つばかりだ。こちらも、一生懸命にやるよ」
といって、幾度も固い握手を繰り返して、別れた。
梅君が帰ってから、私はホテルの部屋で、ますます私らの重大な責任を感じた。
五回の会談中に、すでに九月二日には、喬輔三から中村総領事に対し、
「宇垣 − 孔祥熙との交渉は打切りにしたい」
と通告してきたのを知った
(梅思平・松本の合意内容は、後日、十一月二十日附の
「日華協議記録」
にその骨子だけは再現されているが、
ニュアンスは、少なからず変っている。今井氏前掲、八〇−八一ページ参照)。》
*
《梅君は、 「今までのところ、蒋さんはじめ、日本を信用していないのだ。・・・」》
とあるが、気にする必要はない。
中国人は、中国人すら信用しない。
「雲南の竜雲が行動をともにする」
と勝手におもいこんでいるが、
後に裏切られる。
向こうは信用していないのだ。
どっちについたが安全か?
で二股かけているだけ。
これは メッセージ 1740 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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