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1938年6月21日 ドイツ顧問団引上げ交渉3

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/05/17 18:46 投稿番号: [1649 / 2250]
児島襄著   『日中戦争4』   文春文庫
406〜407p


《 蒋介石は不鮮明な姿勢を維持していたが、対日関係を重視する総統A・ヒトラーは、

外相J・リベントロップを通じて、六月二十一日、大使トラウトマンに厳達した。

帰国を承知しない顧問は、国家にたいする叛逆とみなし、

国籍をはく奪して財産は没収する。

この旨を中国政府につたえよ   ―   という。



さすがに、ここまで強硬な態度を示されては、蒋介石も解約を承知せざるを得ず、

六月二十七日、団長ファルケンハウゼン中将に別れを告げた。》



阿羅健一著   『日中戦争はドイツが仕組んだ』   小学館
237p


《 六月二十一日、とうとうドイツは中国に対して最後通牒を発した。

「六月二十三日まで全員が帰国の途につくことを中国が認めると声明し、

実行しなければ、大使は即座に帰国する」



トラウトマン大使は中国側に、

「顧問団の引き揚げがうまくゆかなければ、両国の関係はただちに断絶する」

と伝えざるをえず、顧問団には、

「帰国しなければドイツ国籍を失い、母国の財産は没収される」

と警告した。》
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