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長沙の引揚げ3 難色を示す高井領事代理

投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/03/13 18:56 投稿番号: [1518 / 2250]
戦史叢書   『中国方面海軍作戦〈1〉
291〜292p


《 時に (三十一日朝来) 高井領事代理は、三十日の何鍵の言

(何鍵が 「責任者を呼びつけて排日侮日行為の頼り締まりを徹底する」

旨述べた言)   を信用し、漢口居留民の引揚げが考慮されない現状では、

八月三日の引揚げすら再考を要すべく、

昨年の苦い経験   (十一年十月過早に引揚げ準備したこと)   もあり、

海軍の方針を盲信せずとの意図の下に、

既に早期引揚げ差し支えない旨の訓電があったにもかかわらず、

吉見艦長に対し、一応外務大臣に請訓するの要ありと申し出ていた。・・・



八月一日午前、谷本司令官は第三艦隊参謀長に

「長沙引揚ニ関シテハ   従来ノ行懸 (いきがか) リモアリ、

貴司命部ニテ   引揚促進方然ルベク   御手配ヲ乞フ」   旨を打電した。

午後、第三艦隊参謀長は南京駐在武官に



「長沙居留民引揚ニ関シ   中央空軍ノ北方集中等   事態拡大ノ可能性相当大ナリ

ト思考セラルルヲ以テ   重慶、宜昌モ既ニ引揚ヲ開始セル   次第モアリ、

予定通八月三日ニ   引揚グルヲ適当ト認メラル。大使館側ニ交渉シ

引揚促進方   然ルベク手配アリ度シ。本件外務側ト協議済」   と打電した。

一方、この日高井領事代理は三十一日付の

「上流居留民引揚ノ場合ハ一応漢口迄ヲ建前トス」   る旨の外相電を受けた。



居留民を炎暑の漢口で、長く船内に留め置くことは危険であり、

かつ船長逃亡の虞 (おそれ) もあった。

そこで、高井領事代理は、ますます引揚げに難色を示すに至り、

外相あてあらためて、引揚先及び八月五日朝引揚げ差し支えの有無につき、具申した。

吉見艦長また、谷本司令官、第三艦隊参謀長あて、

速やかに居留民の内地引揚げにつき協議ありたいと具申した。



二日、高井領事代理は、請訓電に対する返電は未着であったが、

八月五日未明引揚げ出帆と予定し、居留民の荷物をゲン江丸へ積み込むよう指令した。

一方、南京駐在武官は、日本大使館から

「引揚命令は領事の所信によるも差し支えなく、早目に引揚げを実行するよう

長沙領事に指令するよう決定した」   旨の連絡を受けた。

同時、外相から高井領事代理あて、

「貴電ノ通リ取計ハレ差支へナシ。海軍側通報済ミ」   との回訓があった。

かくて、結局、八月五日を期して、長沙居留民総引揚げを断行することとなった。



三日午後、谷本司令官は、長谷川司令長官に漢口居留民自体、

引揚げ準備中で船腹の不足を来しおり、上流各地居留民の漢口収容は困難につき、

上海直航を可と認める旨を具申した。

同司令長官は右意見に同意し、上海の外務官憲に協前するとともに、

更に海軍中央部に対し、至急実現取り計らい方を具申した。



四日、海軍中央部から、長沙居留民引揚げは上海直航の方針で進められたく、

かつ外相も右に関する長沙領事代理の請訓を承認して回訓した旨の申進があり、

ここに引揚げ先決定の問題も、現地の希望どおり、解決した。

同夜、長沙居留民は遺留財産を封印の上、中国官憲に委託し、

全員(七六名)ゲン江丸に乗船を終了した。



五日 05:00 、ゲン江丸は漢口に向け長沙発、「勢多」   は 05:30 長沙発、

ゲン江丸を護衛して下江し、「勢多」   は六日 09:45 、ゲン江丸は同日 10:40 、

それぞれ漢口に無事到着した。

そして、引揚げ居留民のうち、領事館及び日清汽船関係者のみ漢口に上陸し、

その他はゲン江丸に乗船のまま、六日 21:50 漢口発、九日 06:30 無事上海に到着した。》


つづく
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