2月15日 ラーベの日記
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/03/02 18:55 投稿番号: [1494 / 2250]
二月十五日
《 昨晩、龍と周の二人がわが家を去った。今日発つという。
どうやって家に帰るのかは知らない。
計画を打ち明けられなかったし、こちらも聞かなかった。
残念ながら我々の友情にはひびが入った。
・・・
委員会の報告には公開できないものがいくつかあるのだが、
いちばんショックを受けたのは、
紅卍字会が埋葬していない死体があと三万もあるということだ。
いままで毎日二百人も埋葬してきたのに。そのほとんどは下関にある。
この数は下関に殺到したものの、船がなかったために
揚子江を渡れなかった最後の中国軍部隊が全滅したということを物語っている。》
*
「昨晩、龍と周の二人がわが家を去った。」
龍と周は12月12日の夜、密命を帯びて南京に留まった中国軍将校
ラーベが南京を去らねばならなくなり、
彼の影に隠れての犯行が不可能になったので、南京を去ったのであろう。
*
「死体があと三万・・・この数は下関に殺到したものの、
船がなかったために揚子江を渡れなかった最後の中国軍部隊が
全滅したということを物語っている。」
全滅と書くと、まるで日本軍が殺したかの様に取れるが、これは同士討ちによるもの。
日本軍が来る前に死体の山は出来ていた。
それに全滅ではない。
船に乗れなかった者は脱出をあきらめて、城内に戻り、安全区に潜伏した。
日本軍は、そのずっと後に来た。
これは メッセージ 1490 (kir**gotowa**me さん)への返信です.
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