1月24日 ラーベの日記2
投稿者: kireigotowadame 投稿日時: 2012/01/30 18:44 投稿番号: [1421 / 2250]
《 今日また高玉が本部へやってきた。
中国語のできる警察の高級将校がいっしょだ。
高玉は、大学の難民収容所で若い娘を手に入れようとしているところを
ベイツに見つかってしまった。だから、収容所で
「洗濯や料理をする人」
を捜していたのだ、といいにきたというわけだ。
「洗濯や料理をする人」
だと?
いったい誰がそんなたわごとを信じると思ってるんだ。
中国では洗濯と料理は男の使用人の仕事だ。
そんなことぐらい、アジアじゃ子どもでも知っている。
つまり、この男は名誉回復をしようというのだ。
スマイスは一部始終しっかり書きとめた。
「さっそく、各国の大使館に報告しましょう」。
高玉がますますご機嫌ななめになったのはいうまでもない。
奴さん、あてが外れてすごすごと帰っていった。
ただ
「そんなつまらんことで大使館を煩わせるものではありませんぞ!」
と、
いやに力をこめてつけ加えるのだけは忘れなかった。
本部にいた連中はみな、いい気味だといって喜んだ。
マギーは書状一通と日本の銃剣一丁を私の机の上に置いた。
それには、中国人女性を銃剣で脅していたところへ、
委員会のメンバーが三人、ふいに姿を現したため、
その日本兵はあわてて武器をとり落とし、そのまま逃げたとあった。
目撃者がアメリカ人だったので、スマイスが勇んでアメリカ大使館に報告した。
アリソン書記官が日本大使館への報告役を肩代わりしてくれたので、感謝している。
アリソン氏はあっけにとられ、不思議だ、びっくりした、を連発した。
そこで、ローゼンはさっそく 「不思議の国のアリソン」 と命名した。》
*
「高玉は、…若い娘を手に入れようと…収容所で
「洗濯や料理をする人」
を捜していたのだ、といいにきた…
誰が…信じる…。中国では洗濯と料理は男の使用人の仕事だ。
そんなことぐらい、アジアじゃ子どもでも知っている。」
日本じゃ
「洗濯と料理」
は女の仕事。
中国の習慣なんぞ、子供どころか大人も知らない。
日本はアジアじゃないのだろう。ラーベ達の偏見は甚だしい。
これは メッセージ 1419 (kireigotowadame さん)への返信です.
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