◆台湾における日本人の評価 7
投稿者: newdendenmaru 投稿日時: 2011/12/02 04:15 投稿番号: [1216 / 2250]
■強烈な順法精神
法治を徹底するためには、行政当局自らも法規を守らねばならな
い。花蓮のある日本人警察官は、妻が農民から紅露酒2本15銭相
当を贈られたために免職になり、当時大きな話題となった。警察の
月給が60円だったころである。
台湾大学医学院長をつとめた魏火曜によれば、地位利用を意味す
る「揩油(カイヨウ、うまい汁を吸う)」などという言葉は、日本
統治時代には耳にしなかったという。
総督府の強烈な順法精神に加え、街の要所要所には警察局や派出
所が作られ、そこから毎日警官がパトロールした。日本の警察は、
台湾人の習慣を強制的に変え始め、左側通行の規則を作り、痰を吐
いたり、手ばなをかむことを禁止した。当時を知る台湾人は「俺の
ためにこそ泥を捕まえてくれるが、俺が何かやらかせば遠慮会釈し
なかった」などと語っている。
しかし厳しい警官だけではなかった。台南州で勤務していた森川
清十郎巡査は、村民の税金軽減のために当局と争い、抗議の自決を
した。村民は巡査を徳として「義愛公」と呼び富安宮に祀った。今
でも「日本人の神様」としてお参りする人が絶えないという。
このような厳しい法治のもとで、台湾は武闘の頻発する無法地域
から、治安良好な法治社会への変わっていった。夜眠る時や外出の
さいも、家に鍵をかけなくとも泥棒を心配する必要はなかった、と
現在でもよく言われる。
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