入って中国人に南京事件真相議論しましょう

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根拠のない『植民地解放戦争』論(2)

投稿者: wadatumi_voice21 投稿日時: 2011/11/25 20:19 投稿番号: [1100 / 2250]
当時の   日本帝国に、本当に   植民地解放の志向が   あったのなら、
戦争を起こすよりも以前に、脱植民地化の進展に   歩調を合わせて
国際社会に対し、真剣に   植民地解放を   繰り返し   訴えたはずだ。
そして、誰よりも   率先して   自らの植民地支配を解消すると共に、
諸民族の主権を尊重し、他国への軍事的干渉を   厳に慎んだはずだ。

しかし、実際に日本帝国が取り続けた政策は、植民地の独立運動を
武力で弾圧することや、海外への派兵継続、特に   近隣国に対する
兵力増派による   軍事的圧力の強化という   露骨な主権侵害だった。
たとえば   日中戦争の発端となった盧溝橋事件は、日本領内ではなく
また、日中の国境地帯でもなく、中国の心臓部・北京近郊で起きた。

事件勃発の   前年に、日本帝国は   支那駐屯軍を、1800人から
5800人へと   大幅に増強し、中国政府からの強い抗議を無視して
増強部隊を、首都・北京の近郊にある豊台に   駐屯させた。
豊台は   北京の防衛の要であり、すでに   中国軍が守備していた。
対峙した両軍の距離は、わずか300メートルしかなかったという。

一国の首都の近郊に、他国の大軍が   強引に   居座っている状況は、
まさに   露骨な武力威嚇、無法な主権侵害以外の   何ものでもない。
戦争にならないほうが不思議だ   といえる状況を作りだしたうえに、
日本軍は   そこで   「演習」   を強行した。   徴発行為そのものだ。
発砲事件は、その日本軍の「演習」   の最中に発生した。

当時の   陸軍参謀本部第一部長であった石原莞爾も   証言している。
「豊台に兵を置くことになりましたが、之が遂に本事変の直接動機に
なつたと思ひます」   (「石原莞爾中将回想応答録」参謀本部作成)
根本的な問題は、どちらが先に発砲したか   などということでない。
戦争に至る原因を作った側が、「自衛」を口実にするのは見苦しい。

事件後まもなく、現地で停戦協定が成立し、戦火拡大を防ぐ条件が
あったにもかかわらず、日本軍部は、ただちに   大軍派遣を決定し、
翌月には、政府が「支那軍の暴戻を膺懲する」   との声明を出した。
陸軍参謀本部の中には   「対支一撃論」   と呼ばれる主張があった。
大軍で攻撃すれば、中国は   すぐに屈服する   と見ていたのだ。

日本陸軍は   10万超もの大兵力を送り、戦火は   一気に拡大した。
背景には、蒋介石政権を弱小と見て、「一撃で倒せる」   と考えた
日本軍の誤った状況認識があった。   出先の軍を率いる司令官らは
満州事変の経験から中国の力を過小評価し、独断で   南京攻略へと
武力侵略を続けた。   日本政府も   これを追認してしまったのだ。

日本は   他国への派兵・武力行使の一方で、植民地支配を強化した。
諸民族の「解放」や「主権回復」を   国家的願望としていたのなら、
帝国政府は   自ら支配する民族の   主権回復・独立を切望する声に、
真摯に応えていたはずだ。   しかし、長年にわたる朝鮮独立運動は、
度重なる武力弾圧で   多数の死傷者や   投獄者を出す事態となった。

朝鮮での独立運動の様子は、情報統制により   日本国民には正確に
伝えられなかった。   が、それでも   少数ながら   日本の国内にも
朝鮮民族の運動に   共感を寄せ、支持を表明した人々が   存在した。
そうした者の多くは迫害の対象となった。   「朝鮮独立支持」などと
主張するには、特高に逮捕されることを   覚悟せねばならなかった。

たとえば   朝鮮で、多くの独立運動家の弁護活動を無償で引き受け、
「日本のシンドラー」   とも呼ばれている布施辰治も、1911年
「朝鮮独立運動に敬意を表す」という一文だけで検察の取り調べを
受けている。   民藝運動で有名な   柳宗悦なども、総督府の弾圧を
批判し、朝鮮独立を支持したため、特高に監視されていたという。
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