武士を兵と呼んだ朝鮮通信使
投稿者: kcbctc988san 投稿日時: 2010/06/26 13:16 投稿番号: [248 / 558]
朝鮮は儒教の国であり、「礼は国の幹なり」(春秋左氏伝)としました。ここで礼とは礼儀作法のことではなく上下の差別を重んじることです。李氏朝鮮にとって清国皇帝が天朝であり朝鮮王は清国皇帝に臣従するものでした。清国が世界で一番偉いものであり、朝鮮がこれに続くもの、日本など他の国は蛮夷であるとしました。これが小中華思想であり尊王攘夷思想です。元々は中国の朱子学から来る思想です。しかし清国はもともとは明国とこれに臣従する朝鮮を脅かす蛮夷の女真族だったんですが、明を倒して中国皇帝を名乗ったんです。朝鮮は元々は蛮夷としていたものに臣従するという腸ねん転のようなことになったわけです。この暗鬱たる事情を払拭させるために朝鮮はことさらのように日本を蛮夷としました。
朝鮮通信使の申は日本の武士について次のように書いています。「日本に四民あり。いわく兵農工商」。武士をわざと兵と呼んでいます。兵とは中国、朝鮮ではならず者のことです。日本を蛮夷とみなす申にとって日本には士などと言うものがあってはならないということです。士とは朝鮮では朱子学に長じたもののことです。日本にも朱子学は伝わりましたが、朱子学一辺倒ということはなく、荻生徂徠などいろいろな学問が日本にはありました。また日本には英国の騎士道に匹敵する武士道がありましたが、申はこうしたものを一切無視しました。武士を兵と呼ぶ態度は現在でも天皇を日王と呼ぶ態度と変わりありません。
日本にも朱子学から来る攘夷思想というものはありました。幕末において攘夷思想は盛んになりましたが、これは日本を植民地にしようとする欧米を打ち払えという正当防衛に近いものです。朝鮮の攘夷思想はこれとは違い朝鮮が中国に臣従する手前日本など他国を蛮夷としたものです。これは悪意の思想です。この攘夷思想が今でも韓国には根強く残っています。
これは メッセージ 204 (kcbctc988san さん)への返信です.
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