Re: RMPの概要
投稿者: mariatips 投稿日時: 2008/06/10 13:33 投稿番号: [31210 / 63339]
RMPに必要なパラメータを推定するために調査捕鯨は必要でないというのは、ある程度の規模の捕鯨(商業捕鯨)が既にある一定期間(数年)以上にわたって実施されていることが前提。「過去の捕鯨実績」とはこれにあたる。調査捕鯨はおそらく必要な規模を満たしていないし、仮に調査捕鯨をしなければ、捕獲実績0のデータしかないことになる。
いまだ商業捕鯨が再開されていない段階で得られるような、目的とする捕鯨状況から遠くはなれたデータのみを用いて何回シミュレーションしても、その局所における結果が得られるだけで、実際に運用を始めるためのパラメータとしては「確度」が高いものとは言えない。
シミュレーションをより正確に行うためには、より広い範囲の捕獲実績と資源数の時系列データが必要で、これはある程度の規模の捕鯨が実施されることで始めて入手できる。
そもそも、調査捕鯨をいくら繰り返しても、RMPの再生産モデルに必要なパラメータを「特定」することは困難。しかし、調査捕鯨をすることによってより正確なパラメータを「推定」することか出来、シミュレーションによって得られる推定値の確度を上げることが出来る。
早期に最適な商業捕鯨を実現するためには、より正確なパラメータで運用を開始する必要がある。
よってパラメータは推定でよいから調査捕鯨は必要でないと言うことにはならない。
これは メッセージ 31179 (r13812 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/552019607/ja7dfa4ha5afa58a5ijdd8n_1/31210.html