「動物保護運動の虚像」に見る事例2
投稿者: ts657738 投稿日時: 2004/01/21 20:34 投稿番号: [21 / 63339]
「動物保護運動の虚像」梅崎義人(成山社)より紹介。
・絶滅種に祭り上げられたアフリカ象
>(倉庫に保管されている)象牙の品質はまちまち。全くキズがなく、色も形も文句なしの物から、かなり朽ちて劣化した物まで、随分開きがある。前者は間引いた象の物、後者は自然死した象の牙である。
「自然死した像の牙は実際には使い物にならない。環境団体は象を殺さずに、自然死した象の牙を採集して売ればよいと言っているが、これは全く商品価値がない。象を適正資源量に保つために間引いて、その牙の利益で管理経費を調達したいのだが、もう6年間も売れない。CITES(サイテス=ワシントン条約)という国際条約の規制で、私たちの国の産物が外国に売れなくなるというのは、どう考えても納得ができない。ジンバブエの象は増えているので、間引かざるを得ない。その結果、採集される品質の良い象牙を買いたいと熱望している国がある。分かっているでしょう。あなたの国ですよ」
>日本でも同じようなことを聞いた。
「ワシントン条約で象牙の国際取引が解除にならなければ業界は潰れる。伝統的な徒弟制度のもとで、10年以上も修行して職人になった人たちは転職がきかない。南部アフリカには象牙のストックが十分あり、売りたがっている。日本もそれを輸入して伝統産業を継続したい。ところが、象牙を生産しない国と象牙産業のない国が、ワシントン条約でこれを不可能としている。どう考えてもおかしい。欧米諸国の横暴と言いたい」
>94年の締約国会議で、「絶滅の恐れ」の評価基準が決議の形で次のように設定された。「1万平方キロ未満の分布面積において、5年または2世代のいずれか長い方の期間に、50%以上の衰退が検察、推定、予測された種、または個体数が5000頭以下の種」。しかし、これは条約の条文の改正ではないので、決議された評価基準には拘束力がない。
→CITESで国際商取引を禁止するには、どの国でも提案できる。提案が2/3以上の多数票があれば国際取引を禁止することができる。現実に資源状況が良好だろうが関係ない。
>89年当時、象牙を輸出していたのは、南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの南部アフリカ4ヶ国だけである。これらの国は象が適正資源量を上回った為に、間引いていた。これに対して、ケニア、タンザニア、ソマリア、ガーナ、ゼネガルなどの西部、東部アフリカ諸国は密猟防止に失敗していた。同じアフリカ象でも事情は異なる。
>治安のよい南部アフリカ諸国の象の資源は厚い。目立つのがジンバブエだ。現在の資源量は約9万頭で適正水準を2倍以上上回っている。
・絶滅種に祭り上げられたアフリカ象
>(倉庫に保管されている)象牙の品質はまちまち。全くキズがなく、色も形も文句なしの物から、かなり朽ちて劣化した物まで、随分開きがある。前者は間引いた象の物、後者は自然死した象の牙である。
「自然死した像の牙は実際には使い物にならない。環境団体は象を殺さずに、自然死した象の牙を採集して売ればよいと言っているが、これは全く商品価値がない。象を適正資源量に保つために間引いて、その牙の利益で管理経費を調達したいのだが、もう6年間も売れない。CITES(サイテス=ワシントン条約)という国際条約の規制で、私たちの国の産物が外国に売れなくなるというのは、どう考えても納得ができない。ジンバブエの象は増えているので、間引かざるを得ない。その結果、採集される品質の良い象牙を買いたいと熱望している国がある。分かっているでしょう。あなたの国ですよ」
>日本でも同じようなことを聞いた。
「ワシントン条約で象牙の国際取引が解除にならなければ業界は潰れる。伝統的な徒弟制度のもとで、10年以上も修行して職人になった人たちは転職がきかない。南部アフリカには象牙のストックが十分あり、売りたがっている。日本もそれを輸入して伝統産業を継続したい。ところが、象牙を生産しない国と象牙産業のない国が、ワシントン条約でこれを不可能としている。どう考えてもおかしい。欧米諸国の横暴と言いたい」
>94年の締約国会議で、「絶滅の恐れ」の評価基準が決議の形で次のように設定された。「1万平方キロ未満の分布面積において、5年または2世代のいずれか長い方の期間に、50%以上の衰退が検察、推定、予測された種、または個体数が5000頭以下の種」。しかし、これは条約の条文の改正ではないので、決議された評価基準には拘束力がない。
→CITESで国際商取引を禁止するには、どの国でも提案できる。提案が2/3以上の多数票があれば国際取引を禁止することができる。現実に資源状況が良好だろうが関係ない。
>89年当時、象牙を輸出していたのは、南アフリカ、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの南部アフリカ4ヶ国だけである。これらの国は象が適正資源量を上回った為に、間引いていた。これに対して、ケニア、タンザニア、ソマリア、ガーナ、ゼネガルなどの西部、東部アフリカ諸国は密猟防止に失敗していた。同じアフリカ象でも事情は異なる。
>治安のよい南部アフリカ諸国の象の資源は厚い。目立つのがジンバブエだ。現在の資源量は約9万頭で適正水準を2倍以上上回っている。
これは メッセージ 19 (ts657738 さん)への返信です.
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