捕鯨とクジラ保護

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検証:商業捕鯨は拡大するか2−2

投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/09/28 15:06 投稿番号: [13 / 63339]
  商業捕鯨が果てしなく拡大するならば、76年〜78年以降のナガスクジラ/イワシクジラの禁漁以降にミンククジラの捕獲が一気に増大しないとおかしいはずです。
  モラトリアムが必要であったなら82年以前から資源を荒らしていて、商業捕鯨を停止しないとクジラの再生ができないような環境に陥っていないとおかしい。
  現実は全く違います。
  ミンククジラの資源開発以降の捕獲量は旧ソ連と日本はそれぞれ4千頭以下の捕獲量に留まっています。76万頭生息するなら増加率4%にあたる年間3万頭捕っても資源は傷つきません。これを超えるオーバーキルは存在しませんでした。
  ナガスクジラやイワシクジラを捕ろうが、捕らなかろうがミンク捕獲量は変わっていません。これはモラトリアム決議の前後でも関係ありません。

・捕鯨ライブラリー:Whaling Statistics
  http://luna.pos.to/whale/sta.html

  ここの72年から87年までのミンク捕鯨実績がそれを証明しています。管理捕鯨は可能です。商業捕鯨が果てしなく拡大するなんて嘘。モラトリアムなんで全く意味がなかった。商業捕鯨は果てしなく拡大する。それは結果的にクジラを危機に陥らせる。だから、商業捕鯨は再開してはいけない。−こんなのはただの嘘。それもひどく程度の低いホラ話でしかない。事実はこの数字が証明します。

  南氷洋ではミンククジラの乱獲はなかった。果てしない捕鯨拡大など幻に過ぎなかった。
  では、日本沿岸ではどうなのか。
  北西太平洋ミンククジラは25,000頭と評価されています。4%の増加率なら年1,000頭捕獲しても資源は傷つかない単純計算になります。
  1951年から1987年までの平均捕獲量は348頭であると日本小型捕鯨協会のサイトにあります。

・小型捕鯨業の捕獲実績(ミンク鯨)
http://homepage2.nifty.com/jstwa/jissekiminke.htm

  表を見ていただきたいが、ここでもまた果てしなく拡大する商業捕鯨など存在しません。
  一定枠で収めようとする管理への努力が見れます。
  モラトリアム以降、ミンククジラ捕鯨ができなくなった沿岸捕鯨者ですが、それではこのミンククジラ禁漁による穴埋めを他のクジラで行なおうとしたのか。
  これも違います。
  年度により多少の変動はありますが、捕獲量は一定枠に管理されているのが分かります。
  犠牲は一手に捕鯨者の収入に跳ね返ったはずです。

・小型捕鯨業の捕獲実績(モラトリアム以降)
http://homepage2.nifty.com/jstwa/jissekiminke.htm

  幻の“果てしなく拡大する商業捕鯨”。そんなものはどこにもありません。
  管理捕鯨は存在する。事実はここにあります。

  なお、便宜上南氷洋のミンククジラと書いていますが、南氷洋のミンククジラは最近クロミンククジラとして区別されています。統計上は南氷洋ミンクとして扱われていますが。
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