捕鯨とクジラ保護

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検証:商業捕鯨は拡大するか2−1

投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/09/28 15:05 投稿番号: [12 / 63339]
  商業捕鯨は果てしなく拡大する。それは結果的にクジラを危機に陥らせる。だから、商業捕鯨は再開してはいけない。
  よく言われる捕鯨反対理由の一つです。
  果して人間が商業捕鯨を行なったことが原因で絶滅させたクジラとは何か。
  現実に管理された捕鯨は存在しないのか。
  今回はミンククジラについて考えてみます。
  まず、ミンククジラを巡る社会情勢から確認です。年表は日本捕鯨協会のものを下敷きにしています。

1972:
・国連人間環境会議で「商業捕鯨10年間モラトリアム勧告案」が採択される
・シロナガス換算(BWU)方式の廃止、鯨種別捕獲頭数枠の設定
・ノルウェーが南氷洋捕鯨から撤退
・日本がミンク捕鯨を開始
1975:新管理方式(NMP)の採用
1976:南氷洋ナガス鯨の捕獲禁止
1978:南氷洋イワシ鯨の捕獲禁止
1982:IWC会議で商業捕鯨モラトリアムが採択される
1987:日本は南氷洋での商業捕鯨を中止し、調査捕鯨を開始
1988:日本はミンク鯨とマッコウ鯨の沿岸捕鯨を中止
1990:IWCが南氷洋のミンク鯨資源量を76万頭と評価
1992:IWCで改訂管理方式(RMP)が完成

  72年というのは様々な出来事が起きています。反捕鯨運動の最初の花火が上がると同時に、悪名高きBWU方式の捕鯨が終了する。
  南氷洋から捕鯨のかつての主役が退場して、日本により今回の主役ミンク捕鯨が開始される。
  南氷洋でナガス鯨とイワシ鯨の捕鯨が禁止されるのは、82年のモラトリアム以前であることは象徴的です。

  セミクジラ、ザトウクジラ、シロナガスクジラと乱獲で資源を荒し、ナガスクジラ(Fin)、イワシクジラ(Sei)と捕獲対象を移行させながら捕鯨は続きます。
  最後に捕鯨対象になったのはミンククジラですが、それではミンククジラは乱獲に曝されたのか。それとも管理捕鯨という概念が適応されたクジラであったのか。
  結論から書けばミンククジラは乱獲されることがなかったクジラです。
  ナガスクジラやイワシクジラの代わりに捕獲されるようになっても、しかし、捕獲量が資源を傷つけることのない範囲で捕鯨が行なわれていました。
  モラトリアム発効に伴い商業捕鯨が終了してすぐに南氷洋ミンククジラ資源量が76万頭と評価されているのですから、乱獲とか絶滅とは無縁であったのです。乱獲に至らない資源管理は可能であったのです。
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