捕鯨とクジラ保護

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検証:商業捕鯨は拡大するか1−2

投稿者: ts657738 投稿日時: 2003/09/28 13:18 投稿番号: [11 / 63339]
  さて、大物のクジラならさぞや乱獲の歴史があって絶滅の危機にあるのかというと、これが全く様相が異なります。資源的には安定しています。

  ツチクジラの商業捕鯨の歴史は古い。
  この国に鯨組と呼ばれる組織的な捕鯨組織が誕生したのは1600年代に入ってすぐ、今の和歌山の太地で1606年からです。引き続き千葉でも1612年から開始されています。日本ではこれくらいの時代の古文書くらい保存されています。
  この流れが延々と現代まで続いているのです。
  捕鯨史上、通常の古式捕鯨は銛で突き捕る形式から、網で絡めてから銛で突く形態に進化して、やがては捕鯨砲と動力船の現代のノルウエー式捕鯨に発展するのですが、房総の捕鯨は突き捕りの時代が長く続き、網を使うことなく直接近代型の捕鯨に進んでいる点が特徴です。

>南房総には400年に亘るツチ鯨捕鯨の歴史と文化が生きづいている訳です。
  鯨組という商業組織の時代から現代に至るまでの歴史を、小型捕鯨協会は胸を張って400年の歴史と文化として誇りにしています。

  しかし、この400年の歴史を守るために捕鯨者側が行なっていることは何か?
  捕鯨枠が厳しいために持っている捕鯨船をフル稼動させないという規制を自分達で行なっています。
  生活の為なんだからもっと捕らせろと正当な主張をしていますが、だからといって資源を無視して捕獲を行なうことはしていません。
  自分達の生活が苦しいのを敢えて耐えて、決して自分達の代で捕鯨を絶やすことをよしとなしない姿勢を貫いています。

  不当なモラトリアムには断固屈さない。自分たちの権利は堂々主張する。
  しかし、自分達の生業の意味をよく知っていて、生活のために資源を荒らすことはしない。耐えることはじっと耐える。
  その結果として400年捕鯨を続けている。
  もっと、自慢してもらっていいと思う。こうした人達が頑張っているから捕鯨が続いている。

  商業捕鯨は果てしなく拡大するという馬鹿げた意見。
  400年の歴史が、現実の積み重ねがそんな馬鹿げた意見を吹き飛ばしてしまう。
  日本小型捕鯨協会のパンフ。ゆっくり読んで見てください。
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