Re: 専門家にきこう、ボンノさん
投稿者: bonno_216 投稿日時: 2006/03/22 17:57 投稿番号: [89442 / 118550]
資料ありがとうございました。基本的には「パンケーキ理論」ですね。
この筆者はタワービルの構造上の特徴として、外壁コラムの脆弱性を指摘したうえで、上部構造が落下する時、下部構造の破壊に「ほとんどエネルギーを消費しない」つまり、ほぼ無抵抗で破壊されるため、自由落下速度に近いスピードで崩壊した…と結論しています。しかし、この筆者は「コア」の存在を忘れているようです。
建物の健全性は外壁コラムに依存しますが、建物の重量負荷を支えているのはコアです。重量負荷を支えるだけの強度を必要としない外壁コラムが、上部構造の落下に対して、ほぼ無抵抗で破壊されるという理論は分かりますが、それだと梁と床はすべてコアから剥がれ落ちて、ビルが崩壊した跡にコアが残ってしまうことになります。また、垂直方向にコアを圧壊させながら落下するなら、とても「ほぼ無抵抗」で破壊に至らないでしょう。
>爆破した時点できちんと倒れるためにビルの構造を
>支える柱や壁の90%をあらかじめ破壊しておく
>必要があること。
でも、ビルはきちんと倒れましたよ。あらかじめ破壊しておくことが、きちんと倒れることの絶対条件なら、誰かがそれをやったと結論するよりありません。それとも著者は「きちんと倒れてはいない」と言いたかったのかな?
この部分は、「解体業者ならそうする」という意味で、柱や壁の破壊は「必ずしも必要ではない」というようにも解釈できるんですけどね。
これは メッセージ 89440 (oxnardnokakashi さん)への返信です.
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