対イラク武力行使

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「自爆テロリストの正体」国末憲人①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/01/15 21:47 投稿番号: [86993 / 118550]
  <第一章:移民二世ザック「自分探しの旅」>
9.11の20人目のテロリスト・ザックことザカリア・ムサウィ
モロッコからの移民の母親は離婚後、白人街に一戸建ての家を建てた。
「だったうちの子供が下町で変な連中と付き合って感化されたら
大変じゃないですか」
「一般的に仏のアラブ系移民一世は仏社会に懸命に溶け込もうとする」
「移民一世は仏人以上に仏的になる」
「ザックは典型的なアラブ移民二世としての道を歩む。
親と同様に仏社会に溶け込もうと試みたにも関わらず拒否された結果、
仏人以外に自らのアイデンティティを求めようとした」
・白人女性との恋と失恋
・アイデンティティ・クライシス
・自分探しの旅へロンドンへ
・イスラム過激派の拠点ロンドンの三人の指導者
  ・アブ・ハムザ
  ・オマル・バクリ
  ・アブ・カタダ
「過激なイスラム主義を唱える指導者は少なくないが、その多くは口先だけ」
「彼らは『聖戦』を叫ぶことでメディアに登場し、
それによって本やビデオを売ろうとする商売人だ」

「アラブ系は就職や進学で差別を受ける。
  『僕は仏人なのか、アラブ人なのか』と自問するようになる。
そこに『あなたのアイデンティティはイスラムにあるのですよ』とささやく
原理主義の勧誘が来ると、自己を再発見した気分になり、
過激な思想に近づいていく」

「教師や周囲の生徒の間で民族宗教的差別が根強い結果、学校はアラブ系の
生徒にとって、社会に参加する方法を学ぶ場としてよりも、自分がいかに
社会から疎外されているかを身にしみて知らされる場として機能する。
社会規範を学びたくても学べないアラブ系の若者に唯一その方法を示してくれる
存在となっているのがイスラム教だ。彼らにとって家庭や学校が教えてくれ
なかった社会の決まり、他者との付き合い方、人生の考え方を指導してくれる
指針として魅力的に映る」

「過激派はアラブ・イスラム社会の奥底から生まれてくるのではなく、
実はアラブ社会と西洋社会との接点で誕生するのではないだろうか。
イスラムを知らないことが、逆に過激派への道に踏み込む
きっかけとなるのではないか」


  <第二章:スラムの勝ち組>
カサブランカのテロ事件で自爆した十人余りの内少なくとも六人は
スラム街の出身者で、隣近所の幼馴染同士だった。
・スラム街の勝ち組
・大学にも進学
「スラム出身の若者は特別なコネでもない限り、
  たとえ大学を卒業しても将来への希望など持てなかった」
・テロリストまでの五段階:モハメド・ダリフ(大学教授)
1.テロを計画する人物が若者を勧誘
2.組織の重要性を強調し、服従するよう叩き込む
3.死の重要性を吹き込む
4.自分達の組織以外の人への憎悪を植え付ける
5.「組織以外の人は殺していい」との論理に導く
「彼らがテロを起こした決定的な理由は貧困ではなく、
自己の内面に起きた変化だ」(ダリフ教授)
モロッコでは『ソフトな独裁』が行われてきた。
「独裁政治の下で情報から遠ざけられていた。
外の世界で何が起きているのか知ることは難しかった。
グローバル化の波からこの国も無縁ではいられなかった。
ネットと衛星放送の普及が状況を変えた。
『その結果、若者達は夢を見るようになった』
・下町の優等生:モハメド・ハタ
・傷ついた「アラブのお坊ちゃん」

「自爆テロリストで、大学者や知識人といった指導者層に属する人はいない。
逆に、百姓や労働者といった貧しい階層に属する人もいない。
共通しているのは、そこそこの教育を受けたものの、その後社会で進むべき道を
見失った人々だ。彼らは個人的な失敗を暴力であがなおうとしている」
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