対イラク武力行使

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「自爆テロリストの正体」国末憲人②

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2006/01/15 21:48 投稿番号: [86994 / 118550]
  <第三章:モスクの外、刑務所の中>
・転落した優等生
対テロ戦争の名の下に犠牲になったムスリムの映像を見せて、そのショックから
居ても立ってもいられなくなった状態で「殉教者のリストに加えて下さい」と
語ってしまう。
「言質を取られる。一旦断言したことには本人自身が縛られる。
カルト組織で利用されるこのマインドコントロールの手法を
アルカイダが使っていることが、証言からうかがえる」
・モスク内には問題なし
・鍵はモスクの外にある
「西欧諸国でモスクを訪れると、入り口で様々な勧誘や募金に出会う。
それは、パレスチナ難民支援の呼びかけであったり、
メッカまでの格安パック旅行の案内だったりする。
彼らは門の外で待ち受け、出入りする人々に遠慮気味に声をかける」
・過激派に利用される組織
「タブリーグを『過激派への入り口を若者に提供している組織』と位置づける」
『タブリーグが過激派にうまく利用され、温床となっている』
「タブリーグが直接過激派と関係を持っている訳ではない。
ただ、タブリーグで修行している若者の中には、その平和主義や非政治性に
満足がいかなくなって、更に過激な考え方を追い求めようとする傾向がある。
彼らはタブリーグを一種のステップとして、次の段階に旅立っていく」

「改宗者の相当部分が元々のイスラム教徒よりも厳格で原理主義的になりがち」


  <第四章:テロリストの妻たち>
アフガニスタン現地でアラブ人にあてがわれた最高級の住宅街での生活は
快適だったという。
「皆生活は裕福そうだった。外国人ばかりの学校に子供を通わせた。
地元のアフガン人と接することはほとんどなかった。
むしろ見下す態度を取っていた。
『私達アラブ人には野蛮なタリバンを教育し、
真のイスラムを伝える使命がありました』

「カルト集団の内部では、教祖の周囲に集まる幹部らが競い合う結果、
暴走して犯罪行為に至るケースが少なくない。
企業内と同様、企画を立案して手柄をたて、出世を目指す人物が必ずいる」


  <第五章:哀しき改宗者>
  <第六章:乗っ取られた村>
「平時なら単なるカルト集団として相手にされないグループの言動に、
内戦時ならばこそ人々の支持が集まる
ボスニア現地のムスリムはスーフィズムが主流だった。
海外からのムジャヒディンとは部隊内での対立が激化する。
その為、義勇兵だけの部隊を分離・設立する。
95年のデイトン合意は義勇兵にとっては裏切りと映った。
義勇兵の功績を讃えることと引き換えに、穏便に部隊を解散させた。
義勇兵はチェチェンやアフガン、あるいは故郷へと旅立った。
ボスニアのある村が義勇兵と家族百人に乗っ取られた。
外部から手出しができない解放区となった。
2000年、国連主導による難民帰還の過程で、その村の義勇兵の多くは去った。
「過激派の矛先がサウジ政権に向かわないよう、原理主義組織を支援する
姿勢を見せることで、彼らを満足させ、その結果、過激思想を蔓延させる
温床をつくっている」
「ボスニアの田舎に行くと、内戦で村全体が廃墟のようになりながら、
モスクだけ立派に復興されている所が少なくない」
「サウジにより再建・新築されたモスクは150。
ワッハーブ派の広める拠点となっている」
ボスニア内戦中は数百のイスラム系NGOが活動していた。
「この種のNGOの活動として近年目立っているのは、戦争で夫を失って困窮して
いる女性に財政援助することだ。ただ支援には罠が仕掛けられている。援助を
受ける女性に対して、『ベールをかぶれ』『戒律に従え』と紀律を押し付ける」
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