対イラク武力行使

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ラマディ:アルカイダ系との戦いの最前線①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/12/20 23:03 投稿番号: [85843 / 118550]
アルカイダ系との戦いの最前線はラマディだと思う。
しかもその担い手は、ラマディの住民自身だ。

11月23日
「アルカイダはカイムが破壊されたあと市内に流入してきており、
  私たちはラマディの街が新たな基地にされるのではないかと懸念している。
  このラマディは他の都市のような破滅に向かっているように思う。
  軍隊経験を持つ将校とイスラム法学者、部族指導者といった市内の
  最良の人物で代表団を編成し、市内のアルカイダ組織の「首長」に
  任命されている人物と会談することにした理由はこれである」
「イスラム・メモ通信員は、アメリカ軍が数週間前に
  瓦礫にしたカイムから逃れてたアルカイダ組織のメンバーが
  大勢ラマディに押し寄せてきているとレポートした。
  また同通信員は、アルカイダが他のレジスタンス組織から
  粘り強く繰り返された訴えを拒否したと報じた」

12月2日   アルカイダのメンバー約四百人がラマディを数時間武装占拠。
  (その映像を各メディアで観ました)

その後、米軍によるラマディ掃討作戦が継続する。
  (空爆の様子=攻撃ヘリによるラマディ空爆の映像を観ました)

そして12月15日の選挙当日、投票所を警備したのは、地元民兵だ。

ラマディの住民の大多数はアルカイダ系など支持していない。
選挙当日アルカイダ等によるものと思われる攻撃から自らを武装自衛した。

これがイラクに出現した新たな事態だ。
地元武装勢力がアルカイダ系から武装自衛する。
それを米軍が承認する。
たったこれだけでも大きな前進だと思う。
米軍は武装自衛するアラブ・スンナの都市部には入らない。
たったこれだけのことで、アルカイダ系を放逐する方向性が
示されているのではないか。

実は、レジスタンス十組織の米軍への停戦提案の第一段階は、
この「米軍が都市部へ立ち入らない」というものだ。
そうすれば、米軍への攻撃を停止し、
アルカイダを攻撃するというものだ。
米軍は従来「テロリスト」と一緒くたにしてきた地元武装勢力と
公然と交渉することは、できないのかもしれない。
まあ、それでも構わない。
『名より実を取る』ということで、
実質的に、停戦条件を承認し、
実質的に、停戦状態を生み出すことは決して不可能ではない。

米軍が撤退するには、米軍の面子を立てる必要があるというのなら、
どしどし米軍の面子を立ててあげればよいではないか。
それで、停戦状態を生み出し、撤退に向かうというのであれば、
それも肯定する。
<最も大切なこと>は、アラブ・スンナの地元住民の願いを実現することだ。
アラブ・スンナの地元住民は、戦闘など望んでいない。
平和と安定をこそ望んでいるのだ。
降りかかる火の粉は振り払わねばならないが、
自ら火を点けることを望んでいる訳では全くない。
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