「グアンタナモ裁判」CBSドキュメント②
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/03 02:46 投稿番号: [83864 / 118550]
<依頼人は何と>
「公正な裁判が受けられるとは思っていません」
中佐は空軍の主席判事補佐という出世の道を放棄し、弁護団に留まりました。
その為に周りからは裏切り者と呼ばれているそうです。
「軍の任務、それは自由を守るということです。
人によっては戦場で戦う場合もあれば、グアンタナモ基地のキャンプデータの
警備を担当するという場合もある。
私は我が祖国アメリカの自由と正義を守る仕事を粛々とこなしているだけです」
弁護団長を務めるウィル・ガン空軍大佐は、弁護団が批判にさらされるのは
覚悟の上だったと言います。
「我々の行動が理解できない人もいるでしょう。
テロリストなんて勾留せずに、一列に並べて撃ち殺せばいいじゃないかという
人すらいますからね。でもよく考えれば、たとえ相手がテロリストでも
国家としては、それは望ましい対応ではないことに気付く筈です」
ガン大佐は、空軍士官学校とハーバード・ロー・スクールを卒業し、
ホワイトハウスの特別研究員も勤めた、いわばエリート中のエリート。
テロの容疑者の人権を守りつつ、連邦裁判所、もしくは軍法会議のルールに
則って彼らを裁く方法がある筈だと言います。
「アメリカには立派な司法制度があります。
この国が独裁国家ではなく、法治国家であることに私達は誇りを抱いています。
国家がテロの脅威にさらされている今のような時こそ、
法律に従うべきなんです」
ベレンソンさんは、国が脅かされている時には、
もっと柔軟且つ現実的に対処すべきだと反論。
テロリストに裁きを下し、テロを未然に防ぐべきだと。
「有事の際に最優先されるのは、アメリカ社会そのものです。
今のこの社会があるからこそ、我々は自由を謳歌できるんです。
戦争犯罪の容疑者の権利を通常の犯罪の容疑者と同じように考える必要など
ありませんよ」
このまま手続きが進んだ場合、裁判が開かれる場所は、
グアンタナモ基地のこの法廷。
軍の規則でも被告に判決が下されるまでは推定無罪の原則は貫かれます。
法廷の開設にあたっては、国防総省が最高七人の将校を指名、
彼らが判事と陪臣を兼ねます。
有罪評決に必要な票は三分の二。
ただし死刑の場合は七人の将校全員一致の評決が必要です。
上訴の場合は国防長官がその為の将校グループを新たに指名しますが、
最終決定を下す権限は大統領にあります。
検察側のジョン・アインウェクター中佐は、
裁判に向けて、手続きを進めるべきだと言います。
<貴方の同僚であり、被告側の弁護団でもある将校達は、軍のルールと法律に
照らし合わせると、これは公正な裁判ではないと言っていますよ>
「弁護側がそう主張できることこそ、彼らが軍の意向に左右されず、
独立した意見を持っている何よりの証拠です。
しかし裁判が実際に行われたら、彼らもこれが通常の裁判と変わらないことに
気付くでしょう。同じように公正な裁判だと分かる筈です」
通常被告は全ての証拠を見る権利があります。
しかしグアンタナモの法廷では、秘密扱いの証拠を見ることができるのは
弁護士だけで、その内容を被告に知らせることはできません。
<では被告はどうやって抗議するんです>
「被疑者には見せられない機密扱いの証拠もあるんですよ。
いいですか、アルカイダは今もアメリカに対してテロ攻撃を仕掛けようと
企んでいるんですよ。公正な裁判も大切ですが、国家の安全を守る為には、
その辺のバランスを考える必要があります」
<弁護に与える影響は>
「まともな弁護などできませんよ。どうやって反対尋問するんですか。
たとえば、依頼人に向かって、何とかという名の男に会ったことがあるか、
その男は君を嫌っていたかなどと聞く訳にはいかないんですよ。
つまり弁護は裁判の体裁を整えるだけの単なる形式的なものになって
しまうんです」
伝聞証拠や宣誓していない供述や強制によって得た供述でも、
それが妥当なものだと判事がみなしさえすれば、証拠として認められます。
「公正な裁判が受けられるとは思っていません」
中佐は空軍の主席判事補佐という出世の道を放棄し、弁護団に留まりました。
その為に周りからは裏切り者と呼ばれているそうです。
「軍の任務、それは自由を守るということです。
人によっては戦場で戦う場合もあれば、グアンタナモ基地のキャンプデータの
警備を担当するという場合もある。
私は我が祖国アメリカの自由と正義を守る仕事を粛々とこなしているだけです」
弁護団長を務めるウィル・ガン空軍大佐は、弁護団が批判にさらされるのは
覚悟の上だったと言います。
「我々の行動が理解できない人もいるでしょう。
テロリストなんて勾留せずに、一列に並べて撃ち殺せばいいじゃないかという
人すらいますからね。でもよく考えれば、たとえ相手がテロリストでも
国家としては、それは望ましい対応ではないことに気付く筈です」
ガン大佐は、空軍士官学校とハーバード・ロー・スクールを卒業し、
ホワイトハウスの特別研究員も勤めた、いわばエリート中のエリート。
テロの容疑者の人権を守りつつ、連邦裁判所、もしくは軍法会議のルールに
則って彼らを裁く方法がある筈だと言います。
「アメリカには立派な司法制度があります。
この国が独裁国家ではなく、法治国家であることに私達は誇りを抱いています。
国家がテロの脅威にさらされている今のような時こそ、
法律に従うべきなんです」
ベレンソンさんは、国が脅かされている時には、
もっと柔軟且つ現実的に対処すべきだと反論。
テロリストに裁きを下し、テロを未然に防ぐべきだと。
「有事の際に最優先されるのは、アメリカ社会そのものです。
今のこの社会があるからこそ、我々は自由を謳歌できるんです。
戦争犯罪の容疑者の権利を通常の犯罪の容疑者と同じように考える必要など
ありませんよ」
このまま手続きが進んだ場合、裁判が開かれる場所は、
グアンタナモ基地のこの法廷。
軍の規則でも被告に判決が下されるまでは推定無罪の原則は貫かれます。
法廷の開設にあたっては、国防総省が最高七人の将校を指名、
彼らが判事と陪臣を兼ねます。
有罪評決に必要な票は三分の二。
ただし死刑の場合は七人の将校全員一致の評決が必要です。
上訴の場合は国防長官がその為の将校グループを新たに指名しますが、
最終決定を下す権限は大統領にあります。
検察側のジョン・アインウェクター中佐は、
裁判に向けて、手続きを進めるべきだと言います。
<貴方の同僚であり、被告側の弁護団でもある将校達は、軍のルールと法律に
照らし合わせると、これは公正な裁判ではないと言っていますよ>
「弁護側がそう主張できることこそ、彼らが軍の意向に左右されず、
独立した意見を持っている何よりの証拠です。
しかし裁判が実際に行われたら、彼らもこれが通常の裁判と変わらないことに
気付くでしょう。同じように公正な裁判だと分かる筈です」
通常被告は全ての証拠を見る権利があります。
しかしグアンタナモの法廷では、秘密扱いの証拠を見ることができるのは
弁護士だけで、その内容を被告に知らせることはできません。
<では被告はどうやって抗議するんです>
「被疑者には見せられない機密扱いの証拠もあるんですよ。
いいですか、アルカイダは今もアメリカに対してテロ攻撃を仕掛けようと
企んでいるんですよ。公正な裁判も大切ですが、国家の安全を守る為には、
その辺のバランスを考える必要があります」
<弁護に与える影響は>
「まともな弁護などできませんよ。どうやって反対尋問するんですか。
たとえば、依頼人に向かって、何とかという名の男に会ったことがあるか、
その男は君を嫌っていたかなどと聞く訳にはいかないんですよ。
つまり弁護は裁判の体裁を整えるだけの単なる形式的なものになって
しまうんです」
伝聞証拠や宣誓していない供述や強制によって得た供述でも、
それが妥当なものだと判事がみなしさえすれば、証拠として認められます。
これは メッセージ 83863 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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