「グアンタナモ裁判」CBSドキュメント①
投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/11/03 02:45 投稿番号: [83863 / 118550]
「2001年の同時多発テロから二ヵ月後、ブッシュ大統領は、テロに関係した
外国人は、戦争犯罪人として軍の特別委員会による裁判を受ける可能性がある
と発表しました。
それから間もなく500人以上の容疑者がキューバのグアンタナモ基地に
移送されました。
しかし、これまで裁判手続きが採られたのはたった四人です。
しかも、被告側の弁護を任された軍の将校達が裁判は違法だと訴え、
手続きが中断するという事態になっています。
<グアンタナモ基地の収容者は公正な裁判を受けられない?>
(CBS放送ブラッドリー記者)
「いや、公正な裁判など全く期待できません。現行のルールはどれも検察側に
都合よくできていて、被告の権利が侵害されようとされまいと、一切考慮され
ていないんですから。
スイフト少佐は、いわゆるアメリカ史上最悪の敵とされる被告側弁護団の一員
として国防総省から指名されました。裁判で少佐が弁護を担当するのはサリム・
ハムダンというイエメン人。ウサマ・ビン・ラディンの元運転手でアメリカ市民
への攻撃を企てたアルカイダ・テロリストの一人として告訴されました。
しかし彼はテロリストでもなければ、9月11日の事件にも一切かかわっていないとスイフト少佐は言います。
<彼はビン・ラディンがテロリストだとは知らなかったんですか>
「ニュースなどで知っていましたが、ビン・ラディンは彼にとって、
あくまで雇い主にすぎないのです」
<つまり彼はビン・ラディンの運転手をしていただけで、
アルカイダのメンバーではなかった>
「その通りです」
<軍事訓練は受けていない>
「ええ」
<でも彼は9月11日当日ビン・ラディンと一緒にいた。
その時のことについては何と>
「彼が事件を知ったのはアフガニスタンのラジオニュースでした。
その時、小躍りして喜ぶビン・ラディンの姿を見ながら、これは戦争になる。
自分にとっても他人事ではないぞとハムダンは気付いたのです」
検察側は、この件に関する取材に応じません。
しかし訴状によると、ハムダン被告はアルカイダのキャンプで軍事訓練を受け、
武器を運んでいたというのです。
裁判の手続きが採られるまで、ハムダン被告は三年以上もグアンタナモ基地に
勾留されてきました。
軍では外部の裁判所に上訴することは禁じられていますが、スイフト少佐は、
この裁判は違法だと主張し、ブッシュ大統領とラムズフェルド国防長官を相手
取り、連邦地裁に訴えたのです。
<つまり最高司令官に背いた>
「ええ。でも考えた挙句に決めたことですから。
そうするしか他に方法が見つからなかったんです」
去年11月、連邦地裁は少佐の主張を認め、裁判は通常の司法手続きに反する
もので、違法であると認定しました。政府は上訴しています。
ホワイトハウスの顧問弁護士だったブラッド・ベレンソン氏は、
戦時中に通常の司法手続きを適用することには、無理があると反論します。
「カブールでアルカイダのアジトを見つけて、コンピューターや書類を押収しよ
うとした場合、通常の刑事事件と同じように捜査令状の手続きを採るなどと
悠長なことを言ってられません。アメリカの通常の法廷では認められませんが
相手がテロリストの場合は、外国の諜報局が手に入れた極秘情報だけを証拠に
告訴するケースだってあるんです。アメリカ市民に適用される通常のルールに
従っていたら、それが大きな障害になって、外国人テロリストを裁くことなど
到底できなくなってしまうんですよ」
しかし、空軍の元判事シャロン・シェイファー中佐は、ルールがあるからこそ
公正な裁判が保証されるのだと言います。
中佐も同じく訴えを起こしています。
「ルールと通常の法的手続きと権利、そういうものをおろそかにすべきでは
ありません」
中佐が弁護を担当するスーダン人会計士のイブラヒム・アル・クージ被告は
アルカイダのメンバーで民間人襲撃を企てたとして告訴されました。
彼は財務を担当し、チェチェンで戦闘に参加、更にアフガニスタンとパキスタン
ではビン・ラディンの運転手と護衛、コックを務めていたと検察側は主張。
中佐は具体的な内容は避けながらも、依頼人に対する容疑を全て否定しました。
外国人は、戦争犯罪人として軍の特別委員会による裁判を受ける可能性がある
と発表しました。
それから間もなく500人以上の容疑者がキューバのグアンタナモ基地に
移送されました。
しかし、これまで裁判手続きが採られたのはたった四人です。
しかも、被告側の弁護を任された軍の将校達が裁判は違法だと訴え、
手続きが中断するという事態になっています。
<グアンタナモ基地の収容者は公正な裁判を受けられない?>
(CBS放送ブラッドリー記者)
「いや、公正な裁判など全く期待できません。現行のルールはどれも検察側に
都合よくできていて、被告の権利が侵害されようとされまいと、一切考慮され
ていないんですから。
スイフト少佐は、いわゆるアメリカ史上最悪の敵とされる被告側弁護団の一員
として国防総省から指名されました。裁判で少佐が弁護を担当するのはサリム・
ハムダンというイエメン人。ウサマ・ビン・ラディンの元運転手でアメリカ市民
への攻撃を企てたアルカイダ・テロリストの一人として告訴されました。
しかし彼はテロリストでもなければ、9月11日の事件にも一切かかわっていないとスイフト少佐は言います。
<彼はビン・ラディンがテロリストだとは知らなかったんですか>
「ニュースなどで知っていましたが、ビン・ラディンは彼にとって、
あくまで雇い主にすぎないのです」
<つまり彼はビン・ラディンの運転手をしていただけで、
アルカイダのメンバーではなかった>
「その通りです」
<軍事訓練は受けていない>
「ええ」
<でも彼は9月11日当日ビン・ラディンと一緒にいた。
その時のことについては何と>
「彼が事件を知ったのはアフガニスタンのラジオニュースでした。
その時、小躍りして喜ぶビン・ラディンの姿を見ながら、これは戦争になる。
自分にとっても他人事ではないぞとハムダンは気付いたのです」
検察側は、この件に関する取材に応じません。
しかし訴状によると、ハムダン被告はアルカイダのキャンプで軍事訓練を受け、
武器を運んでいたというのです。
裁判の手続きが採られるまで、ハムダン被告は三年以上もグアンタナモ基地に
勾留されてきました。
軍では外部の裁判所に上訴することは禁じられていますが、スイフト少佐は、
この裁判は違法だと主張し、ブッシュ大統領とラムズフェルド国防長官を相手
取り、連邦地裁に訴えたのです。
<つまり最高司令官に背いた>
「ええ。でも考えた挙句に決めたことですから。
そうするしか他に方法が見つからなかったんです」
去年11月、連邦地裁は少佐の主張を認め、裁判は通常の司法手続きに反する
もので、違法であると認定しました。政府は上訴しています。
ホワイトハウスの顧問弁護士だったブラッド・ベレンソン氏は、
戦時中に通常の司法手続きを適用することには、無理があると反論します。
「カブールでアルカイダのアジトを見つけて、コンピューターや書類を押収しよ
うとした場合、通常の刑事事件と同じように捜査令状の手続きを採るなどと
悠長なことを言ってられません。アメリカの通常の法廷では認められませんが
相手がテロリストの場合は、外国の諜報局が手に入れた極秘情報だけを証拠に
告訴するケースだってあるんです。アメリカ市民に適用される通常のルールに
従っていたら、それが大きな障害になって、外国人テロリストを裁くことなど
到底できなくなってしまうんですよ」
しかし、空軍の元判事シャロン・シェイファー中佐は、ルールがあるからこそ
公正な裁判が保証されるのだと言います。
中佐も同じく訴えを起こしています。
「ルールと通常の法的手続きと権利、そういうものをおろそかにすべきでは
ありません」
中佐が弁護を担当するスーダン人会計士のイブラヒム・アル・クージ被告は
アルカイダのメンバーで民間人襲撃を企てたとして告訴されました。
彼は財務を担当し、チェチェンで戦闘に参加、更にアフガニスタンとパキスタン
ではビン・ラディンの運転手と護衛、コックを務めていたと検察側は主張。
中佐は具体的な内容は避けながらも、依頼人に対する容疑を全て否定しました。
これは メッセージ 83476 (imonoyamashotengai さん)への返信です.
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