対イラク武力行使

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正式政権の構成と外国軍撤退①

投稿者: imonoyamashotengai 投稿日時: 2005/10/21 02:57 投稿番号: [83103 / 118550]
国連安保理決議では、多国籍軍の駐留は、12月に行われる選挙で、
正式政権が発足するまでとなっています。
正式政権が米軍に撤退しろと通告すれば、撤退せざるをえないと思っています。
既に英豪軍は来年から、兵力削減という名の撤退を始めると思っています。
自衛隊も同調すると思っています。
ブッシュ政権は、「クウェートの空自だけは残してくれ」と要請しています。
ということは、陸自の撤退は既に合意しているものと私は解釈しています。

日英豪という多国籍軍の中枢が撤退を始めれば、米軍とて、一人だけ丸裸で
居座るということは難しいと推測しています。

おそらく、
・民主化プロセスが進行した、
・正式政権も発足した、
・イラク軍も20万人体制ができた
  ということで、何とか内外に『メンツ』をたてて、『堂々と』、兵力削減と
いう名の撤退を始めるものと推測しています。

  外国軍が撤退を始めるんですから、肯定的に評価します。

  問題は、正式政権が、建前としては、撤退を求めるけれども、
「当面の駐留を要請する」という場合です。

  そうなるかどうかは、12月の選挙で選ばれる政権の構成しだいです。

  シーア派宗教勢力とクルドの連立政権という基本的構成は変わらないかも
しれません。
  しかし、シーア派宗教勢力といっても、アラブ・スンナが基本的にボイコット
した選挙で半数の議席です。
アラブ・スンナが今回は選挙に参加すると思っているので、
構成は、

・クルド:17%
・アラブ・スンナ:22%−α
・シーア派宗教勢力−サドル派:40%−10%?−?
・サドル派+連邦制反対派:10%?+?
・アラウィ派などのシーア派世俗派:10%
・その他:10%

(α:アラブ・スンナの内、連邦制賛成派)
(?:シーア派宗教勢力中の連邦制反対派)

  アラブ・スンナとサドル派は基本的に連邦制反対派です。
これは同時に外国軍の早期撤退派とも重なっていると思います。

私の全くの勝手な予測では、
非常に均衡した差になるのではないかと予測しています。
過半数は無理ですし、多数派には及ばないようですが、
課題によって、連合すれば、早期撤退派が過半数を制する場合もないとも
思えません。

つまり、新政権が、そうやすやすとは、「米軍の当面の駐留を希望」とは、
簡単にはそうは言えないのではないかと思っています。

シスターニ師はそもそも連邦制反対です。
反対だが、新政権発足を優先させただけだと思っています。
シスターニ師もまた、筋金入りの外国軍撤退派です。
ただ、彼は、非常に、深謀術策家ですね。
だから、結果としては穏健派として現象するのだと思っています。

少数派のトルクメン人も連邦制に反対です。
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