対イラク武力行使

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>トータルナショナルディフェンス

投稿者: revolver_1945 投稿日時: 2005/10/10 02:19 投稿番号: [82325 / 118550]
> しかし、そのトータル・ナショナル・ディフェンスという
> 全民衆が武装して闘うというユーゴ独自のシステムが
> ユーゴ内戦での悲劇を生み出した一つの根拠でもありました。
>   多民族国家ユーゴで、ひとたび、民族紛争が起きるや否や、
> すぐに多くの民衆が武装できるということが、
> あの悲劇を拡大した一つの大きな根拠でもあったのです。

妹之山商店街さんは、さすがですね。
こういう例でもって、反論してきた。
その辺のアホウヨとは、確かに違う…(笑)

ユーゴにおいての出来事は、「民衆の武装」がマイナスに作用した例として認
めます。

ユーゴにおいては、民族・宗教がモザイクのように入り組んでいたという特殊
事情がありますね。そして、それを「社会主義」あるいは、ワルシャワ機構軍
の脅威といったものが、紐帯として機能していたのだけれど、それらが失われ
た途端に空中分解してしまったという「特別の事情」がありました。


私が、「民衆の武装」をなぜ取り上げたかというと、最近の日本人が、軍とい
うものに対して、ナイーブなのではないかと思うからです。

「軍」が強くなることは、自分たちが強くなることだと単純に信じていて、
疑ったことがないようだ。軍と自分たちは、同一地平にいないということに気
付くべきだと私は思うのですけれどね。


多くの人たちが、中国や北朝鮮の脅威を上げて、非武装論者や平和主義者たち
を空論だといって責めます。自分たちの軍事力に首枷をつけてしまったのでは、
それらの脅威に対抗できないと。

ところで、軍事力が脅威ならば、論理の帰結からして、自国の軍が強くなるこ
とも脅威だということに気付かないのだろうか? もし自衛隊が暴走し出した
ら、誰が、それを止めるのだろうか? 「そんなことはありえません!」なん
て大声で騒ぐのも、「空論」なんじゃないかと思うんだけれどね。(笑)

こういった「最悪の事態」(←憲法改正派の連中の大好きな言葉/笑)に対す
る、保証とか対策ってあるんでしょうか? 想定外だって?

太平洋戦争の経験って、まさにそういう事態だったんじゃないでしょうか?


20世紀の歴史を振り返ると、軍事に特化した、「軍隊」という集団こそが、最
も悪辣な殺人を繰り返したのではないでしょうか?

「民衆の武装」は、その性格からして、侵略軍にはなりにくいし、もっぱら防
衛的正確のものだと思います。海を渡って、地球の裏側まで遠征して「防衛戦
争」をしでかしたりする恐れのない軍隊です。また、中央権力の横暴を阻止す
るシステムとしても機能します。この点で優れているのですよ。

日本で簡単に実現できるとは考えていませんが、軍というものの性格を考える
上で、こういうものを知っておいて、多面的に考えてみてはいかがでしょうか、
というようなことを私は言いたかったつもりなのですが…。


だいぶ長々と書きました。明日はお休みするかもしれません。

ちょっと疲れました。(笑)
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