対イラク武力行使

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つづきです

投稿者: spica_022 投稿日時: 2005/08/30 15:43 投稿番号: [78699 / 118550]
>>
本来的には自国通貨が国際的競争力のなかで強さを維持させるためには強力な操作や介入が必要なのに、アメリカは積極的ではないように見えます。

アメリカはドル安をむしろ受け入れようとしているのではないでしょうか。
>>

  うーん、どうでしょう?


  一時的な為替調整としてのドル安は十分ありうると思います。為替調整というより、「米国債借金棒引きのためのドル安誘導」ですけれども・・・ただ、長期的には「アメリカはドル安を受け入れようとしている」とはわたしにはとても思えません。たとえば一ドル=50円なんて状況が長期間続けば、アメリカ人は現在のような消費(っちゅーか浪費ね)を続けることは不可能ですよね?   

  為参考・アナリストの方のサイトです。
  ■10年毎に繰り返される為替調整■
  http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/WallStreet/V_VIL_WallStreet_20030922.html

  わたしはエンロンスキャンダルがサダムイラクへの武力行使への遠因・・というか、一因のひとつだったのでは、と考えています。あのスキャンダルで、ドルの信任は地に堕ちた。あの当時すでに、インドや中国の経済成長率から近い将来原油価格が高騰するのはわかりきってましたよね。それでなくてもとてつもなく巨額なのに、さらにこれから何倍もの規模に膨れ上がるオイルマネーが、ドル以外の通貨(って、まあユーロなんですが)にシフトしたら、米ドルの暴落&アメリカ経済の斜陽は日をみるより明らか。ゆえに、「石油決済通貨をユーロに変えやがったらこーなるんだぜ、わかったか!」みたいな感じで、アメリカは強引に武力行使を強行した・・という側面があると思います。

  案山子(敬称略)が、「サダムは、今はそうではないが、5年後10年後にはアメリカの脅威になる」というブッシュの昔の演説を引用してるみたいですが、これは、ある意味、正しかったかもしれませんね。次の毎日新聞の記事など読むと、ほんとにそう思います。

  毎日新聞   8月27日
  グローバル・アイ:産油国とオイルダラー   中東の政治秩序見るカギ=西川恵

  http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20050827ddm007070160000c.html

(   ↑おもしろい記事だと思います。中東情勢に興味のあるかた、ぜひどうぞ。)

  以下引用

    ◇     ◇     ◇     ◇
   
  ゴールドマン・サックス証券は今月18日、1バレル平均60ドル台の高値が今後も続くとの予測を出した。原油大消費国の中国、インドなどの今後も予想される高成長と、一方の産油国の生産能力を考えれば、20〜30ドル台のかつてのようなレベルに戻ることはもはやない、ということだろう。

  いま産油国に流れ込んでいるオイルダラーは、1日ざっと20億ドル(約2200億円)。00年から膨れはじめた原油収入は、昨年から奔流となって産油国の国庫を潤している。

  フランスのルモンド紙によると、サウジアラビアなど湾岸諸国はオイルダラーのほとんどを米国に還流させ、債券や土地投機、ヘッジファンドに向かわせている。欧州は、湾岸諸国と伝統的につながりのある英国とスペインを除くと、還流の恩恵に浴してない。

  ◇     ◇     ◇

  「この米国に還流しているオイルダラー」(一日2200億ドルの何割がアメリカに向かってるんだろう???)なんですが、もし、武力行使がおこらず、サダムフセインがイラクの実権を握り続けていたら、こうはなったでしょうか?   「米国へのオイルダラーの還流」は現在ほどの大きな流れにはならなかった可能性が高いと思いませんか?

  順天堂大学の中堂幸政教授はサダムイラクへの武力行使を「ドルとユーロの戦争」と呼びましたが、わたしはこの戦争は、いまのところ米国の勝ち・・・と思っています。「今のところ」ですけど。

 

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